速さ

何事も高速に処理されるに超した事はない。
PCだってスマートフォンだって同じだ。

Core2からCore iに変えてPCは早くなったのだが驚くほどの事ではなかった。
HDDの速度など、ボトルネックは別の場所に存在するからだ。
これがシミュレーションなど、CPUとメモリのデータだけで済むような事ならば違いははっきりする。

SO-04EからSO-03Gに変えて速くなった。
速くはなったが驚くほどの違いでもない。
SO-03Gを使っていてSO-04Eに戻れば確かに遅く感じる。
少なくともベンチマークテストの値では2倍くらいの差があるのだから。

ではSO-04Eの速度では我慢出来ないかと言えばそんな事はない。
ゲームなどをバリバリやる方は別として、そうでなければSO-04Eでも大きな不満はない。
ただしCPUなどが同じで画面解像度の高いXperia Zだと少し遅く感じる。

2年後のスマートフォンのベンチマーク値は現在の2倍になっているかも知れない。
CPUクロック周波数は消費電力と正比例なので際限無く上がるものではない事はIntelプロセッサと同じだ。
おそらくは2GHz以上3GHz前後が落ち着きどころではないだろうか。
あとは命令実行効率だとかコア数だとかその制御だとか、あるいはキャッシュ容量や制御で速度を稼ぐ。
無線系は3Gの終焉が見えてきて5Gの話が聞ける頃かも知れない。