冬モデル

各社の冬モデルが今後続々発表される。
auが27日、SBMが30日、ドコモは11月5日が予定だったはずだ。
おそらく発表会の演出度の点ではSBMがもっとも優れていると思う。

ドコモとauはいわゆる通信事業者の行うあか抜けない発表会の延長線上にあると思うのだが、SBMは演出なども含めてかなり魅力的である。
孫さんがビジュアル的にアレなのは仕方ないとしても、間違いなく業界トップレベルの演出設計を行っていると思う。

ドコモはいくつかの新サービスと新端末で冬商戦を勝ち抜こうとする。
従来はドコモが新製品を発表すると、その効果で加入者数が増えてのだが果たしてこの冬はどうだろうか。
ドコモほどの派手さはないがauも新サービスを交えての発表だろうか。

SBMはおそらく緊急地震速報対応モデルがやっと出てくるのではないかと思われる。
年内対応を謳っていたので少なくとも1モデルは対応してくるだろうが、今となってはそれが魅力的に映るかどうかは分からない。

各社共に販売台数低迷にあえいでいて、ドコモはそれでもハイエンドモデルの売上比率が高くなってはいるがSBMの高額モデルは余り売れない（ヨドバシ）と言うように、夏モデル同様ミドルレンジや双子モデルでコストを抑えながら見栄えを作る作戦かも知れない。

ドコモとauにしてみれば、スパボ期限切れ加入者を狙う最初のチャレンジになるだけに相当力を入れている様子だ。
特にauはMNPの時にも匹敵する顧客獲得費用を用意したと言われているほどで、新規加入者に手厚いインセンを支払う用意がありそうだ。