何が変わったのか

SBMになってからの改悪も数が多すぎて何だか解らなくなってきた。
ドコモの場合はiモード代の値上げと傾斜型定額プラン導入による上限額のアップか。

パケット代で見るとSBMになってから傾斜型プランの傾斜角が急峻になり上限額(4,095円→4,410円）がアップした。

請求書の有料化はご存じの通りだが、最初の説明では通信環境のない人には無料郵送だったはず。
それが度重なる改悪により今ではもれなく有料（例外はあるかも知れないがよく分からない）みたいな感じになったはずだ。

メール代の実質値上げと網内メールでもS!契約が必要になるのも315円の値上げである。
公取委から怒られた保証システムの勝手な改悪も、サービス価値の低下だから値上げのようなものだ。
そもそもこれは315円だったものが498円に値上げされた上で数々の改悪が行われた。
しかも段階的に少しずつ改悪していくので利用者が気づいたときには全く別ものか？みたいな変化になっている。

端末代は度々値上げされている。
端末の場合はモデルによって価格差があるので値上げが見えて来にくいメリットがある。
つまりやり放題なのだ。

特別割引額の上限も低下してきている。
端末代が上がり特別割引額が減少すれば支払額は更に増える。

その他外装交換費用の値上げや保険適用率の減少、ポイント付与率低下やポイントによるバッテリパック代の値上げから番号案内代の5割り増しまで数え上げたらきりがない。

24時間以内に他社の料金プランに追従すると吠えた件もさっさとやめてしまった。
エリア整備にしても言うことは立派だが圏外はなかなか解消されない。
HSDPAエリアも整備は進まず、未だ国道16号線の内側だけしかサービスされていない。

私自身ソフトバンクが何をどう値上げしようかかまわない。
スパボ一括で買った特割期限が切れる、つまり6円ケータイでなくなれば解約するだけだからだ。
使ってみて不満なこと、通信速度が遅いこと、通話品質が悪いこと、屋内圏外があまりに多いこと、非通知ワン切りがもれなく付いてくることなどだ。
そしてこれが改善されないこともSBMの特徴かも知れない。
特に最近FOMAのエリア整備が実感できるだけに、SBMには期待が持てないのだなと思う。

怖いのはこうしたSBMの値上げに他社が追従することである。
業界全体がSBMの悪に包まれたらイヤだなと思う。
唯一もしかしたらSBMのおかげかなと思うものに家族間無料通話がある。
ドコモの場合は従来からメールは無料だったが通話は割引でしかなかった。
それが無料になった。
もっともその代わりiモード代が値上げされるなどはしたわけだが。