- 2008年12月18日 23:50
YBBはNTTのBフレッツ網を使ったサービスを開始するようだ。
これまでYBBの光サービスは高額であり普及が見込めなかった。
※写真は日経コミュニケーションより(下にリンクあり)
もっともADSL料金も今や安いとは言えないので、YBBが低価格だったイメージは既に過去のものかも知れない。
しかし斜陽と言われるADSLと、設備投資に金がかかりすぎる上に加入者が増えないことには回線コストが嵩むFTTHに踏み切れないまま、NTTに対して回線を安く卸せと文句を言うに留まっていた。
孫さんにとってNTTは敵であり、YBB網でNTTを打ち負かすのが目標だったはず。
しかしながらSBMの巨額借金などもあり新たな投資は事実上出来なくなっていると思われる。
そこでBフレッツ網を使った通常のプロバイダと同じようなサービスを検討したのだろう。
このままADSL加入者をBフレッツに取られるよりは、ISP事業部門だけでも残したいとする苦渋の選択なのかも知れない。
回線を含めた接続コストは安いとは言えないが、既存加入者が逃げずにいてれくれればメリットはある。
ここで競争価格を出さなかったのは経営状態が絶好調とは言い難い現状で、利益追求型のビジネスを狙うのか。
もう一つの理由としてSBMがフェムトセルを配るとした場合、マルチセッションの張れるフレッツ網が欲しかったとも言える。
ADSL網でも無理すれば接続は出来ると思うのだが、おそらく安定接続は難しいだろう。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081218/321725/
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