携帯電話基地局数

前回から情報取得元を携帯・PHS関連@Wikiさんのデータとさせていただいている。
ちょっとつなぎ目がある？たぶん従来の私の取ったデータと集計が誤っていたのだと思う。

auは約3.4万局、SBMが約3.7万局でかなり追いついてきた。
そのauの2GHz帯局は約9千局で、EMが約7.8千局と追い上げてきている。

ドコモの基地局数を超えるという理由で4.6万局構想をぶち上げた孫さんだったが、結局基地局数が4.6万に到達することなくしぼんでしまった。
ちなみにSBMの基地局数はドコモの50.38％まで比率を下げてしまった。
現在のSBM基地局数は、ドコモの約2.5年前のデータと同じくらいだ。
HSDPAエリアに関してもドコモの2.5年前と同程度なので、全体的に2.5年遅れと言ったところだろう。
もっとも孫さんはエリアカバレッジが99%以上だから充分だみたいな発言もしており、ドコモに追いつく事を自ら否定した。

それもアリだろう。
全国どこでも使える事業者もあれば、そうでない事業者があっても良い。
自分の行動範囲内で快適な通信が出来れば不満は少ないはず。
通信速度も然りだ。

ハイエンド端末を求める人もいれば、スパボ一括安売り端末で良いという人もいる。
横並びのサービスから、少し外れた事業者があってもそれは個性なのかも知れない。
これで孫さんがインターネットマシン云々と言わなければ納得なのだが、トラフィック消費型サービスとインフラ投資抑制という正反対の動きに納得出来ないのも事実である。