春商戦狙いとはいえ

EMの780円プラン、追加して315円払えば他社通話も激安になる。
Wホワイトなど全く目ではない。
計算してみれば分かるがWホワイトでお得になるのは限られたケースだからだ。

しかも2年契約すれば1.6万円以上のインセンティブが出る。
春商戦に向けて事務手数料のカットや3ヶ月の無料期間など、大バーゲンだ。
これが利益を出している事業者ならばまだしも、大借金企業が行うのだから凄い。
これでバラ色の未来があればSBMの上を行くことになるし、未来が暗ければSBMの二の舞だ。

1.7GHz帯は2GHz帯に比較すると伝搬特性が良いという。
たいした周波数の違いではないのだが、比較的粗めの基地局配置でも屋内などはSBMよりも良いと言われている。
勿論マクロセル化はトラフィック増に弱く、都内の混雑時間帯には速度低下が気になる。
しかしPC定額のトラフィックに比較すれば音声はかなり楽なはず。
しかも加入者自体が少ないのでこの点は余り問題にならないかも知れない。

では何故廉価な音声定額を早々にスタートしなかったのか。
一つはエリアの充実を行ってから、もう一つの理由はSBMが弱るのを待っていたのではないだろうか。
EMが狙うのはドコモでもauでもなく、SBMやWILLCOM加入者ではないかと思う。