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最近も言っている?


  • Posted by: F&F
  • 2009年2月 3日 12:55

最初はSBMはKDDIなどより技術があると言っていた。
やがて技術がないことをSBM自身が認めると、技術を持っていないことこそメリットだと言い換えるようになった。

これまでは世界最大級のネットワークとか、音声定額が出来る充分なキャパシティのあるネットワークだと言っていた。
自社はPC定額を行わなず、他社にそれを行わせることが勝ちだというようなことも書いていた。
しかし今回のEMネットワークの件でSBMな人は何というのだろうか。

大容量回線を持っていないことこそメリットなのだ、とか?
高トラフィックユーザを他社ネットワークに収容するのが勝ちだとか?

まさか。

   

Comments:2

Key 2009年2月 4日 11:45

技術を自社で所有しているという意味に誤解されかねないので、技術があるという言い方はしていないはずですが。ソフトバンクは技術力がある、あるいはNTTのように自前の研究所をもたないが、世界中を見渡して一番適している技術を採用してユーザに新しいサービス、価格を提供するのにソフトバンクは秀でているということを、松本さんがこの業界に戻って来る前にネットで公言したのは、たぶん私が初めてですし、そのことは今でも誇りに思っています。

もう少し具体的にソフトバンクが携帯でなにをやるかは2006年の夏に、早ければMNPの開始にも他社の真似しづらいトラフィック多消費型サービス、それと早ければ2008年にも家庭向けFMCサービスが登場する可能性を指摘しました。前者については、21時までの自社通話無料のホワイトプランの登場で基本的にはあたったと考えています。このホワイトプランを基本料980円で2007年1月の時点で成立させた条件については、ソフトバンクの持つ世界最大級のIPネットワークにバックボーンに携帯のバックボーンを統合中であったことと、他社を圧倒する基地局増設能力をあげました。バックボーンについては、年数百億のコストダウンと同時に、将来のトラフィック増加に対する高負荷耐性で有利。基地局の増加能力については、直接的には短期間で2万だったIMT基地局を3万以上にしたことは、ネットワーク全体の容量で有利であり、長くホワイトを提供し続けることを可能にする条件のひとつであるということです。現在ホワイトは1500万人に増えましたがネットが持ちこたえているのは、基本的には上のふたつの条件は満たしていると思います。ただし、他社を圧倒する基地局の増設能力という表現については、その後軌道修正して使用していません。これは、その後の2007年から2008年にかけて、ドコモもソフトバンクのやりかたに習って、中継局や電柱型のなんちゃって基地局を含めて多数の小型基地局を設置したこと。さらに800MHzでも多くの基地局を作ったので、そうなると多数の基地局を作ったのはソフトバンクとにたようなものとしても、さらに800MHzがある分は有利ですから、ドコモの方が全体としては有利になります。

一方、auは小型基地局の増設に遅れを取り、特に2GHzの基地局の整備が遅れたので、ネットワークの渋滞を引き起こしてしまいました。これは、当時、高周波2GHzの基地局整備の技術についてはKDDIよりソフトバンクの方が(ボーダフォンからの)経験も深く有利と書いたのが、基本的には外れていなかったと思っています。あと差し支えなければEMネットワークについてのコメントはBBSに書いてよろしいでしょうか。

F&F Author Profile Page 2009年2月 4日 11:58

> BBSに書いてよろしいでしょうか。
>
特に制限などはないのでNo.18984からの続きでも、 新しく作ってもかまいませんが、「主張」ではなく「問いかけ」風にしていただけるとレスが付きやすいかと思います。

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