丑年は牛つながりで

吉野家と言えば何度かの経営危機を乗り越えて現在に至る、日本でもっとも有名な牛丼屋チェーンである。
マクドナルドも一時期には値下げしたりはたまた値上げを行ったりと迷走しながらも現在は安定収益を得られるようになった。

事業の拡大が安定性に貢献するとばかりにメガバンクなんてのモノ生まれる。
マクドナルドで言うとメガマック、って話ではなく牛肉の共同仕入れなどを通じてマクドナルドと吉野家が合併するという話だ。
牛丼用の肉とハンバーガ用の肉では利用部位が違うそうで、この双方のマーケットを持つことが牛肉の安価な仕入れに貢献するのだそうだ。

吉野家は全国に2.4千以上の店舗を持ち、総売上額は1,558億円で約74億円の経常利益だ。
一方のマクドナルドと言えば約3.7千店舗で4,941億円を売り上げ156億円の営業利益を得ている。
この双方が手を組み、巨大牛肉産業になるというのだ。

本日はこれを記念し、従来の吉野家店舗ではどんぶりにハンバーガの肉を乗せた「マク丼ナル丼」(380円)を、従来のマクドナルド店では吉野家の牛肉を挟んだ「つゆだくマック」(220円/全国統一)を販売する。