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ARPU減少


  • Posted by: F&F
  • 2009年4月30日 18:44

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SBMのARPUは底打ちだ底打ちだと言われながらも、結局は底打ちせずに底抜けだった。
そしてついに割賦代金を含めるというSBM独自の計算法によるARPUも減少に転じた。

音声ARPU
ドコモ:2,970円
KDDI:3,590円
SBM:2,020円

データARPU
ドコモ:2,420円
KDDI:2,210円
SBM:1,820円

コンテンツパックの宣伝もしていたが、結局これは試用品の固まりのようだ。
実際にフルサービスを得るためには更に金を取られるという、何とも役に立たないシロモノである。

端末は840万台以上を売ったとしたが、JEITAのデータなどから計算すると数字が合わない気がする。
これもSBM独自基準によるものなのだろうか。

ドコモやKDDIがLTE等に向けた未来、端末やサービスの未来を語ったのに対してSBMはなんら語られなかった。
毎度言っていたインターネットマシンもずいぶん声が小さくなってしまっていた。

また、設備投資は昨年度よりも更に減らす予定となっている。
会場からは大規模障害が設備投資抑制によるものではないかとの質問が2者から行われた。
これに対して、先日の大規模障害は設備ではなく人為的なミスだとした上で、他社だって障害はあるじゃないかと声を荒げる場面もあった。
挙げ句の果てにはひかり電話の例を持ち出すなど、このままエキサイトすればソフトバンクの障害は交通事故数より少ないじゃないかとでも言い出しそうな勢いだった。

基地局増強に関して、現在の基地局数は独自基準で5.8万だそうで、これからも増やしていくそうだがピークは過ぎたを繰り返した。
800MHzが無いからダメなのだと泣き言が始まり、KDDIは2万数千基地局だと言うが実は3.7万局でありSBMとその数が変わらないのである。

解約率低下に関して、ドコモは2年縛りの影響で解約率が下がっているに過ぎないとした上で、2年間の契約による縛りは良くないと言った。
あれれ?スマート一括やiPhone投げ売りは2年縛りじゃなかったっけかな。
まあ孫さんは自社のパケット定額制であるパケットし放題をパケ・ホーダイと言ってしまう人なので。

LTE投資は一体どうするのかとの質問があった。
これに対して孫さんはLTEへの取り組みを行っているとした上で、機器代は安いので問題ないとしたがウソだろう。
ドコモやauのLTE投資額や考え方を見ればこれは明らかである。
なおLTE化への取り組み時期に関してはお茶を濁したが、再度質問者から突っ込まれ「2〜3年以内に投資する」と言った。
ただこの場で孫さんが言ったから実行されるわけではないことは過去の例を見れば明らかである。
他社からの質問で1千億程度の投資を数年で行う規模になるだろうと言うが、これってドコモの1/10程度??

何故関東エリアでしか純増していないのかとの質問があった。
これに対してはまた「800MHz帯が無いから」地方は弱いと言った。
地方のエリアは十分ではないから純増しないのだと言うのだが、一方でエリア構築は終わったとも言う。
なお地方を純増させるための手口は考え中だそうだ。

問題の接続料に関して、800MHzが無いから高いのだとしたがこれに関してはドコモに論破されている。
何故マルチバンドサービスより2GHzオンリーの方が安いのかは意味不明である。
すなわち、同じサービスエリア、同じ伝送速度、同じ信頼性を確保しているのならば比較も出来ると思うが、ドコモのネットワークとSBMのそれを比較すること自体無意味である。
松本氏も基地局数云々で比較しても意味はないと言っているが、孫さんとしてはこのあたりを盾にしないとまずいのだろう。
また、何をトチ狂ったかドコモのアクセスチャージはもっと下げるべきだと言い出した。
お得意の議論のすり替えも行い、移動体通信の話なのにNTT東西は高いじゃないかと言い始めた。

面白い話もあった。
FTTHを利用するのは遅れている人だというのだ。
孫さんはiPhoneを使うことでPC利用時間は1/10になったと言い、FTTHは遅れているよと言う。
ソフトバンクの社員の殆どがPCをやめてiPhoneになったのだそうだ。
一体ソフトバンクって会社は…

なおFTTHも無いよりはあった方が良いが設備投資額が嵩むのはイヤだと本音を漏らす。

iPhoneを自宅で使うにはADSLが必要だという。
SBMの3Gネットワークでは事足りないと言うことか。

   

Comments:60

maque 2009年4月30日 19:45

下らないコメントで申し訳ないが、一部KDDIがARPUになってる箇所があります

F&F Author Profile Page 2009年4月30日 19:49

ご指摘有り難うございます。
修正しました。

きっさ 2009年4月30日 19:50

底抜け脱線ゲームですか(笑)
今日は孫さん、苦しかったみたいですね。
iPhoneって、孫さんが言うには、自宅で使うのにADSLが必要なんですか。
今、電話の引越し手続をしていて、移転先に光回線が来ていないと言うので、じゃADSLに格下げをしてくれって言ったら、ADSLには出来ないエリアなので、光にするために大家の許可を取ってくれと言われました。
これじゃ、iPhoneを使うエリアがますます狭まるじゃないですかね。

cipher 2009年4月30日 20:07

いやぁ、今年の孫正義劇場はついに逆ギレまで飛び出しましたかw
ちょっとでも通信業界のこと調べたらここに投資しようという気が起こるはずもない会社なのですが、ここのホルダーは余程ドブに金を捨てるほど持っているのでしょうか?

しかし、いろんなところから既にカラクリをバラされてるのにまだ言い張りますか。
800MHzだの自分とこのアクセスチャージが高い癖に他所様に対して更に下げろとか。厚顔無恥という言葉をご存じないようですな。あそこの社長は。

PE 2009年4月30日 21:00

もはや社長自らが風説の流布というレベルまで近づきつつありますね。
証券会社の連中ってこんな演説を鵜呑みにするのでしょうか?

fSO 2009年4月30日 22:31

損さんお得意のパフォーマンスもさすがに限界が来たか?

F&F Author Profile Page 2009年4月30日 22:57

質問者の突っ込みがきつくなりましたね。
ドコモなどが反撃に転じ、ソフトバンクも旗色が悪いのでしょう。
いつまでも独自基準の数字を振り回してもねぇ。
しかも内容が悪かった部分はいつもどおりすっ飛ばし、CM好感度を自慢するんじゃ決算発表ではないですものね。

ボケの達人 2009年4月30日 23:13

こんなに多彩につっこまれるなんて、
孫さんがS-1グランプリ王者で、いいんじゃないでしょうか。

nobody 2009年4月30日 23:32

なんか、決算短信も段々エンロンみたいになってきましたね。複雑怪奇で途中で頭がこんがらがってきました。

2009年4月30日 23:35

リアルタイムで見ました。
確実に質問者側は孫社長の痛いところに気づき始めています。
数人ほど質問内容に思わず「よしっ!」っと声が出るようなものが有りました。
質問の仕方をもっと煮詰めてもらえれば今後返答に窮する場面が見られるかもしれません。

それにしてもLTEやる気無いみたいですね。

tak 2009年5月 1日 00:11

投資期は終わり、収穫期に入りましたとのコメントを聞いて、「あぁ、収穫されるのか…」とおもった。
収穫される前に逃げてやる。

aquila 2009年5月 1日 01:02

 証券会社の方が辛辣な質問を投げかけているのが印象的でした。第4四半期でその他事業分野で唐突に利益が増えた理由は何か、とか、携帯電話事業では業績横ばいが見込まれているが、来期予定の増益はどのセクタで稼ぐつもりかなど、なかなかに手厳しい。SBMに相当な懸念を持っている様子が伝わってきました。

Key 2009年5月 1日 08:17

SBMの音声と、データのARPUの値が入れ替わっているようです。こちらのグラフだとQ4、データ1820円、音声2020円。
http://k-tai.impress.co.jp/static/photo/2009/04/30/sb/0048.htm
一応、底打ちし、反転の見通しとの説明が付いてます。本当に底打ちしたかどうかは、1年くらい先にならないと判らないでしょうけど。
アクセスチャージの清算分がピンクで記入されています。年1回の清算のようですが、Q4だけで見ても僅かな金額でした。これはドコモがソフトバンクはアクセスチャージで儲けて自社内定額を維持しているというおかしな言いがかりをつけてきたので、それに対する無言の反論でしょう。

売り上げなど減少した項目もありますが、全体としてはかなり好調な決算と言えそうです。
ソフトバンク、4期連続での最高益更新
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/45166.html
>営業利益で2桁増となった「4期連続での最高益の更新」、2年連続2桁成長となった「携帯電話契約数純増2年連続でのナンバーワン」
設備投資は基地局に集中投資して4.6万を達成した2007年度の総額2937億円から2590億円と347億円減少しましたが、基地局数は5.8万に増加しました。一方、フリーキャッシュフローは2007年度から3457億円改善して+1815億円。フリーキャッシュフローの改善に寄与した設備投資の減少分は1割ほどで、一部の人が言っていた設備投資を減らしてフリーキャッシュフローを増やしただけという言い方は、いかに不当な言いがかりであったのかを数字が物語っています。

借金が多いから、10月にはつぶれる、年末にはつぶれる、年度末までにはつぶれるとかも言われつづけましたけど、今後3年間(2009~2011年度)のフリーキャッシュフロー1兆円前後、現在約1兆9000億円の純有利子負債を2011年度には半減、2014年度には純有利子負債ゼロの目標を掲げて、順調に借金を返済しているようです。半年前に借金は10年で返済できると公言したのから見ても大幅な前倒しの目標です。

F&F Author Profile Page 2009年5月 1日 08:42

> SBMの音声と、データのARPUの値が入れ替わっているようです。

ご指摘有り難うございます。
修正しました。

> アクセスチャージの清算分がピンクで記入されています。

ですね。
金額が記入されていないところが何とも怪しげです。
これは収入分から支払い分を減じたものだと想像できるのですが、シェアが低いのにこれだけプラスになっていることからも、いかにSBMのアクセスチャージが高額であるかを物語っていますね。

> 設備投資を減らしてフリーキャッシュフローを増やしただけという

まさにその通りですね。
質問者からも設備投資減額に対する不安が出ましたが、孫さんは明確な説明を避けて逃げました。
経営の苦しさを物語っているようです。

決算の考察は又別記事で書きます。

nemus 2009年5月 1日 09:17

ソフトバンクのやり方は焼き畑農業ですね

設備投資低水準維持ということで、まだ狭いHSDPAエリアやまだ先のLTEには手をつけない
値下げの予定もなくユーザーからはキッチリ収穫して借金を返済するとか

発表内容は詭弁、論点摩り替え、逆ギレ、都合の悪いことは無かったことに等酷いものでした
今回の発表で語った展望はまた来年にはそっくり変わってるんでしょうね

みっく 2009年5月 1日 17:36

>Keyさん

基地局数に関連して設備投資額を述べるなら、
SBM単独での設備投資額をあげるべきではないでしょうか。

ソフトバンクの発表によると、
設備投資額は、前年より減り1911億円。
基地局数は平成20年3月末で基地局数51230局だったのを
1年間で約58000局にしました。
ソフトバンク基準の基地局数は約6800局増えたことになります。


2007年度はソフトバンクは1年間で約2万局増やしたのに比べると
設備投資額はそれほど減ってない割には、
基地局増加数が3分の1と全然増えていません。
・・・大きな差が出てますね。なんででしょう?謎。

2009年5月 1日 22:55

アクセスチャージがピンクで記されているところですが、毎年確実に増えていることが良く分かります。
他の会社とのアクセスチャージの剥離分がどんどん増えてきており、
一円でも多く稼ぎたいアクセスチャージの底上げに貢献させているようです。
このままだと来年は更にピンク色の幅は広がっていくものと思われます。

今回の発表会で言うように5年で2億以上の借金が完済できるほど儲かっているのなら、
本業から十分な利益を得られているはずですからこそこそとアクセスチャージを掠め取るような事をして欲しくないですね。

Key 2009年5月 2日 15:05

みっくさん
設備投資に関してはソフトバンクグループ全体のフリーキャッシュフローが前年度比で3457億円改善したのに対して、設備投資は全体で347億しか減っていないことを示す意味で出しましたので、総額で金額を提示しています。一応ソフトバンクグループ全体の8割近くは移動体通信に設備投資を集中していますので、二アリーイコールにはなってます。キャッシュフローの改善に設備投資の減少はほとんど寄与していないと言うことです。

予算的に2007年度と2008年度ではそれほどは変わらなかったのは、ひとつには2007年度に基地局数は大幅に増えましたが、2007年8月1日に達成した4.6万の基地局は、既に2007年3月には着工済みでした。つまり、2007年度に完成した基地局の工事代金の一部は、2006年度の内に支払いが発生していたと思われます。もうひとつは、2008年度は基地局の数を増やすことよりも、既存基地局の高速化と大容量化に力を注いだことがあります。それと5.8万はキャリアの発表した正式な基地局数ですね。ソフトバンクの社長はauの基地局数を2万数千と言いましたが、これは一部の人が主張する違う周波数の基地局の免許数を合計してauは3万以上というのはおかしいと言うことを指摘しているんじゃないですかね。

きっさ 2009年5月 2日 17:16

周波数が違っていても、基地局がそれだけ多いということはインフラの充実に貢献しているわけですから、合算も別におかしくはないと思いますし、一般的には合算した数字を用いるのが普通でしょう。
周波数が違うものをカウントしちゃいけないのなら、auも2GHzの数字を出してきたらいいではないですか。そうしたらSBMは更に圧勝(笑)。

F&F Author Profile Page 2009年5月 2日 19:34

Keyさん
> 2007年度に完成した基地局の工事代金の一部は、
> 2006年度の内に支払いが発生していたと思われます。

Keyさんが数字合わせを行いたい気持ちは解るのですが無理があると思います。
まず会計上で考えた場合、仮払い等の処理になるはずですがこれを設備投資額に計上できるのか。
ソフトバンクだから何でもやると言われてしまえばそれまでなのですが、会計処理上の無理があります。

ソフトバンクはご存じの通り資金を高速回転させて利益を得ています。
これが孫さんの営業スタイルなのですが、何故設備に限って資金の回転を妨げるような前払いをするのか?
ベンダファイナンスを使って支払いを遅らせようと頑張っていた時期なのに、完成もしていないものに金を積まなければならないほど企業信用を失っていたのか?

この2点に関して合理的説明が出来ない限り、想像は想像でしかありません。

Key 2009年5月 2日 20:03

きっささん
基地局には、容量的には大きなものから小さなものでありますので、単に数を合算するのがインフラの充実といえるのかどうか。

ソフトバンクが4.6万基地局の公約を大きく掲げてそれを達成したのは、2GHzという他社より不利な電波しかない不公平を出来る限り克服してユーザの電波を改善するためです。現在5.8万に達したソフトバンクの基地局は、基本的に出来る限りエリアの重複を避けて独立した基地局として配置されているもので、正味として5.8万の数に見合ったエリアを展開しています。この数が一つ増えれば、その分、屋外、あるいは屋内のエリアが一つ分は広がると言う事を意味しています。

それに対して、一部の人たちは異なる周波数の免許数を合計するのが基地局数と主張していますが、一つの鉄塔で複数の周波数の電波を出している場合は、エリアは基本的に重複しますので、基地局の免許数としてはふたつになっても、エリアに貢献しているのは一つ分でしかありません。また、ソフトバンクは出力の小さな一般向け小型基地局を正式な基地局数としてはカウントしていませんが、一部の人たちはソフトバンクが基地局数に数えないような10mWや1mWといった小さなものまで免許はあるからといって基地局数にカウントしているようです。もちろん免許はあるから、基地局免許数としては、その数はあるわけだし、周波数の違う基地局の免許数を合算することも出来るわけですが、ソフトバンクの正味でエリアの参考になる公式5.8万の基地局数と同じレベルでは比較できないでしょう。

Key 2009年5月 2日 20:50

マスター殿
そうですね、2007年度に完成した基地局の設備投資の一部は2006年度の支払いになっているのではというのは一部想像を含みますが、2006年度末に開局した基地局数は累計29404局なのに、年度内に着工済みは4.6万を大きく上まわっているのは事実です。
http://www.softbank.co.jp/ja/irinfo/shared/data/presentation/results/2007/softbank_presentation_2007q4_001.pdf
32ページ

着工したと言うことは、電波はだしていないけれど用地取得の費用や造成工事、あるいは場合によっては鉄塔を建てる工事の費用は発生しているのではないですか。
SBM設備投資と基地局数の増加数を見ると
2006年度 3084億円 増加基地局数 約9千
2007年度 2353億円 増加基地局数 約2万
となっていて2007年度は開局した基地局数が大幅に増えているのに、設備投資は逆にかなり減ったのは、2007年度に増えた基地局の費用の一部は、2006年度の支払いになっているの分もあるのではと想像しています。

こむ改 2009年5月 2日 22:15

Keyさん
>着工したと言うことは、電波はだしていないけれど用地取得の
>費用や造成工事、あるいは場合によっては鉄塔を建てる工事の
>費用は発生しているのではないですか。

これもあり得ない話ですね。
基地局を建てるのにかかる期間は、どんなに長く見積もっても3ヶ月程度です。
また掛かる費用も、人件費は言うに及ばず基礎の鉄骨一本に至るまで
単価が決められているため、設計と同時に予算は決ってしまいます。
更に通常、年度が変われば例え同じ場所の同じ工事の続きでも
役所への届けは別工事扱いになるため、会計上も別扱いになります。
(例外的に年度末に竣工できずに年度をまたいだ場合は工期延長も
有りますが、それでも延ばせる期間は精々数週間です。)

そのため
>設備投資は逆にかなり減ったのは、2007年度に増えた基地局の
>費用の一部は、2006年度の支払いになっているの分もあるのでは
>と想像しています。

こう言うことは、ソフトバンクが会計処理上アクロバティックなことを
しているか、役所への届け出を怠って工事をしているか、或いは
基地局建設能力が極端に低い下請け業者を使っているかの
どれかって結論しか導かれません。

F&F Author Profile Page 2009年5月 2日 22:17

Keyさん
SBMが非常に非効率的なカネの使い方をしているとすれば、例えば1月に取得した土地に3月に鉄塔を建て、5月に設備を導入し、7月に基地局として稼働させるケースがあるかも知れません。
しかし、あのケチな孫さんがそれを許すのでしょうか。
私が思うには、用地の取得後ただちに鉄塔建設、設備搬入で開局になると思うんですけどね。
そして通常は締め日と支払日の間に数十日から数ヶ月の遅れがありますので、それを考えると例え前年度に食い込むものがあったとしても極めて少ない数ではないかと思ったわけです。

ただし、繰り返しになりますがSBMが非常に非効率的な基地局整備しかできない、基地局一ヶ所すらまともな期間で建築できない事業者だというのなら否定はしませんが。

a&d 2009年5月 2日 23:25

設備投資と増加数が乖離するのは、2007年度のSBM基準の基地局数には、例の中継局大幅水増しが含まれるからでは?
当時はホームアンテナも中継局数に含まれていましたし、何を以ての46000局達成だったのかは、もはや知り得ないですけれど(笑)

きっさ 2009年5月 3日 09:03

Keyさん
>基地局には、容量的には大きなものから小さなものでありますので、単に数を合算するのがインフラの充実といえるのかどうか。
これを言ってしまえば、基地局関係の議論は全て終了です。単純比較できないことは、基地局数サイトにも書かれていますし、ごもっともなことです。
しかしそうなると、ソフトバンクの5万8千だかの数字も意味を成さなくなり、どうでもいいことになります。
孫さんが、決算発表会でその数字を持ち出したことは、基地局数がインフラの充実度を計り物差しになりうると考えているからに他ならないからで、それなら一応合算の数字を出すべきだし、意図的に基準を変えて比較して語ることは、ペテンと言われても仕方ないと思います。
この記事からは外れた内容なので、基地局のことはこれで終わりにしましょう。

Key 2009年5月 3日 10:19

マスター殿
>しかし、あのケチな孫さんがそれを許すのでしょうか。
ソフトバンクの社長の孫さんは、お金儲けやプレゼンに才能がありますが、一方でユーザとの信義を大切にする人です。元の基地局倍増計画で4.6万を達成するのは2006年度末の目標でしたが、達成時期が数ヶ月遅れることを最初に公式に認めたのは、2006年の10月時点です。この時は納入機材の遅れの見込みを理由にしていました。その後の説明では、基地局の工事がはかどっていないことが追加されています。一説によると、基地局の工事の進捗が遅れたのは、ソフトバンクが下請けに対する工事費をかなり切り詰めたので、その価格で引き受ける業者がなかなか集まらなかったからと言われています。それとたぶん関係があると思われるのが、設備投資の金額で、当初4.6万を達成するのに必要な資金は4千億程度を見込んでいたのが、5千億を超える金額に膨れ上がりました。基地局機材や、用地費用が1年も経たないうちに計画より大幅に値上がりすることは考えにくい。用地の目処は既に2006年の夏の段階で付いていたことからしても、この予定より費用がかかった内の大きな部分は、年度内のスケジュールに間に合わせるために、工事費の上昇にはある程度目をつむって工事を急がせたのではないかと推定しています。

その結果が、少なくとも工事を引き受ける業者の数はそろえることができたのが、年度末に4.6万の着工済み基地局数となった。しかし、年度末までの限られた時間では、4.6万の基地局を開局するまではいたらなかった。また基地局の鉄塔までは出来ている分はある程度有ったとしても、納入機材の数ヶ月の遅れのほうはなんともならなかったと思われます。ソフトバンクが4.6万を達成する中核と頼んでいたNECの光張り出し局の納入開始は2006年12月、ソフトバンクは10月には大量に納入されると、夏ごろには期待していたはずです。それが夏の時点での4.6万の大部分は年内に作るという発言の根拠でしょう。

きっささん
容量とエリアの話をわざとごっちゃにしているようですが、ソフトバンクの正式な基地局数5.8万は、エリアの充実度を見るのに中身のある数字です。それに対して、一部の人の主張する異なった周波数の基地局数を合計するのは、エリアを見るには重複しているので、水増し的な数字になります。

きっさ 2009年5月 3日 10:36

Keyさん
元々はSBMの基地局の数え方については、どうでもいいんですよ。
孫さんが自社の基地局数を5万8千局だという上で、他社を少ないという材料にするのに基準の違う数え方をして、比較対象にして語ったらダメでしょ?ってことです。
そろそろ多くの人がSBMの狭さに気づいてきたから、どんなに吠えたところで無駄でしょうけどね。

F&F Author Profile Page 2009年5月 3日 11:10

Keyさん
予算が増えたのと非効率的なカネの使い方をした(もしも前払いで予算計上したならば)のは全く別の問題です。
予算が当初より増えたのは、単に見通しの誤りでしょう。

> ユーザとの信義を大切にする人

みんなが最も嫌った名称をモバイル事業に採用するなどしてますからね。
言うことは立派だけれどやることは全くみたいな、口裂け女ならぬ口先孫サンkって感じで。

a&d 2009年5月 3日 16:40

>>ユーザとの真義を大切にする人
これには笑った。
どこをどう評価すればこのような事が書けるのやら。

もしかして釣られてますかね?(笑)

きっさ 2009年5月 3日 17:10

a&dさん
多分、ブラックジョークですよ。
私も釣られました(笑)。
コソコソ値上げを企てて、顔色をみてやめる人に真義もクソもないですよね。
下手な漫才よりも面白いギャグです。

nemus 2009年5月 3日 17:18

ユーザーとの信義を大切にする人が、かつて独占をいいことにソフトの価格を引き上げたり回線握りしたりモデム商法したり、ユーザーに錯誤を招くような表記で大々的に商売しようとしたりしますかね
インターネットマシンやフェムトセルも総括されていませんし、決算発表なのに税引き後利益は完全に不透明

他人を騙して自身に資金をかき集めようとしてるだけにしか見えませんが

fSO 2009年5月 3日 18:04

iphoneをもってしてもARPU減少したのはショックだと自白してるようなもんですね。まあ某掲示板でも荒らす計画が狂って大変みたいだししばらくここに定期的に来るんでしょうね。

三太郎 2009年5月 3日 19:11

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E4%BF%A1%E7%BE%A9&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=11043409500100
しん‐ぎ【信義】
真心をもって約束を守り、相手に対するつとめを果たすこと。「―に厚い」「―を重んじる」

ん~~~どうなんでしょうか?
私個人は孫さんに対して『信義』は感じられないですね。

Keyさんは単語の誤用がたまにある方ですからね。
別な言葉と間違えたのかな?

こむ改 2009年5月 3日 20:03

Keyさん
貴方は基地局建設以外の一般の公共事業を全て滞らせるつもりですか?
基地局建設が出来るほどの規模や技術を持った土建業者は
限られていて、それをソフトバンク一社が独占して使うなんて事は
不可能です。
まして年末から年度末にかけては零細な業者ですら狩りだされるほど
忙しくなるため、何処か一社が独占するということは業界的に
あり得ません。

>容量とエリアの話をわざとごっちゃにしているようですが
基地局の担う役割を考えれば、容量とエリアを同列に扱うのは
当然の話ですね。

田舎モバイラー 2009年5月 3日 20:12

信義というより真偽という感じがしますが・・・錬金術という点では「神技」の方が相応しいかも。

いっそS-1グランプリのテコ入れに、特別枠としてお父さんとKeyさんに
参加して貰えばいいのではないかと思ってみたり。
アープも上がって孫さんは上機嫌間違いなしでしょうし、
うまくすれば優勝も狙えるのではないでしょうか。

Key 2009年5月 3日 21:41

きっささん
誰しもができるわけがないといった難事業の基地局倍増計画に挑戦し、事業の証券化という自分自身を担保に入れる携帯業界前代未聞の孫マジックで資金を調達し、当初の予定を大幅に上回る費用をつぎ込みながらも公約の4.6万局を達成して、ユーザの満足度を上げるのと同時にJフォンいらい一度も取ったことのない純増No.1を獲得したのは、ユーザとの信義を大切にした。あるいは男の約束を果たしといえるのではないでしょうかね。なお、当初予定を大幅に上回ったとは言え、ドコモ比べるとはるかに効率的に基地局を建てています。

a&d 2009年5月 3日 23:21

ホント今日のKeyさん冴えてますね。笑い過ぎで死ぬかと思った。

で、基地局建設資金の話。

先日のドコモの反論会見より、

ドコモ:基地局約75000+中継局約15000で約3兆円。

SBM :基地局約37000+中継局約18000で約1.7兆円。

ドコモ山田社長のお話だと、中継局のコストは約1/5〜1/10とのこと。(ここでは1/5とします。)

上記から建設費用を比較しますと、ドコモとSBMでは大差ない数値になります。(正確にはドコモが4〜5%ほど安い)
※ドコモは、既存局に別周波数の基地局を併設するメリットはありましたが、マイクロセル優先の考えから基地局は大半が複数セクタの一般に高価なものと考えられるます。

以前から、孫さんや宮川さんが、建設費用は大幅に下がったとおっしゃっていましたが、実際は変わらないというか、むしろドコモより高いことに。。
一時的な支払いは、GEやNECが引き受けたリースで節約できてるとは思いますが。

a&d 2009年5月 3日 23:34

引き続き失礼いたしします。

>>事業の証券化
今じゃ、キャリア自体もスパボユーザって言われてますね。
不要で売りたくても返済が終わるまで売れないかららしい(笑)

SBMは確かに売れてますけど、それがユーザとの信義や男の約束になるもんですかね?
新規獲得に45000円も掛けて、ARPU下げまくった挙げ句、しわ寄せ分は、ユーザ押し付けのこっそり改悪値上げ連発でしょ。
釣った魚の餌はおろか、水すら取り替えないにしか思えないんですが。

きっさ 2009年5月 3日 23:45

Keyさん
基地局は達成していませんが、純増1位を達成して2年連続続けているのは凄いと思います。
でも、その後で色々と顧客を罠にはめて課金する施策を打ち出したことは望ましい姿ではありません。
実は私は、孫さんが信義を持っているといいますか、それに近いことを思わせることを感じていることがあります。
それは、ソフトバンクが球団経営に参加したとき、直前の球団であったダイエーの応援歌やマスコットキャラクターをそのまま引き継いだところです。
そういうこともあって、ボーダフォンの買収当時、私は孫さんは「ソフトバンク」というブランドにこだわらずに携帯事業をやるのではないかとも思いました。
http://kissa.tea-nifty.com/maido/2006/03/post_9654.html
結果はご存知のとおりですが、孫さんは携帯電話の事業が描いた通りとは少し違ってきて、信義を守れない状況になってしまったのかなと思われます。
ここ数ヶ月はペテンまがいの話ばかり。寂しいことです。

蟻の巣 2009年5月 4日 00:15

初めまして。今までROMばっかりでしたが、
初めて書き込みさせていただきます。

SBMの基地局数がいったい何局あるのか、ブースタ局をどう扱うのかはいろいろ議論されておりますし、ずっと拝見しておりましたので置いておくとして、(私は総務省無線局免許状情報の基地局数が真実を表していると思っていますが、、、)それよりも気になることがあります。

Keyさんの書かれている
>当初予定を大幅に上回ったとは言え、ドコモ比べるとはるかに効率的に基地局を建てています。

これに関する根拠はどこかにあるのでしょうか。
基地局建設の効率化についてはいろいろな判断材料(将来の機能向上を考慮した設備を作るのか、まずは3Gのエリアカバーができればよいとするのか等々)があると思うのですが、何を持ってドコモよりSBMの方が効率的とされているのでしょうか。参考までに教えていただければと思います。

田舎モバイラー 2009年5月 4日 01:34

>a&dさん
魚によっては、水にすら入れて貰えないようです。

Key 2009年5月 4日 05:11

a&dさん
>笑い過ぎで死ぬかと思った。
ソフトバンクの正式基地局数は5.8万あります。また、ボーダ時代の基地局のコストを計算に入れるのもおかしな話です。ボーダフォンの時2万だった基地局をソフトバンクになって倍増以上の4.6万にしたわけですが、この費用は約5000億円です。2.6万局の増加で、一局あたり2千万円弱の計算になります。ドコモが言っている、中継局のコストは約1/5〜1/10というのは単にドコモが調達している小型の中継局の機材が安いというだけの話なんじゃないですかね。基地局の建設コストは、むしろ鉄塔とか、それ以外の部分の建設コストが大きい。

>SBMは確かに売れてますけど、それがユーザとの信義や男の約束になるもんですかね?
純増No.1になったのは、基地局数倍増の公約を達成してユーザの満足度が上がったことなどによる結果であって、約束を守ったのは基地局数を増やして電波を改善した部分ですね。

蟻の巣さん
ここらあたりが参考になるかもと思いますよ。ひとつの鉄塔に違う周波数で複数の免許があるからと基地局数は複数だと言えば、見かけの一局あたりのコストは下がりますが、実際のエリアの改善に寄与している基地局のコストが下がったわけではない。実際のコストダウンは、けっこう大変だったというのが伺える話です。

基地局4万6000局達成の裏に苦労あり!
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080422/1009741/?P=2
>宮川氏:「基地局の分だけ、金をかけるわけにはいかなかった。そのため、聖域なきオークション形式で購買をしていった。用地交渉する人件費、鉄塔に上る工員の人件費、部材も聖域なくやっていった。公約から3カ月は遅れたが、おかげで1局当たりの建設費は大幅に下がった。不慣れな僕がほかの業界であたりまえの仕組みをモバイルの世界に持ち込んだことで、現場のプロの足は引っ張ってしまってしまった。しかし、やりとげてみると、どうしてこんな値段でできたのか、というコストダウンができている」

きっさ 2009年5月 4日 07:18

Keyさん
私の球団経営の話は無視ですか、そうですか。せっかくポジティブな話をしているのに。
何が書きたかったかというと、私は以前はソフトバンクを今のように懐疑的な目で見てなかったということです。
モバイル事業を買収して、これまでにやった施策は薬になるものもあったかもしれないけれど、毒のほうが相当上回ってしまっています。
しかも、その毒に対してまで、「それは薬なんだ。頭の悪いアンチには毒に見えるだけだ」と吹聴する方がいるものですから、更に拍車をかけている始末です。
多くの人が毒だと感じる施策がなされる中で、"今の"孫さんに信義を感じるなんて、相当毒されているとしか思えません。
基地局も、ARPUも独自基準なら、純増数だって独自基準かもしれない。疑えばきりがないですが、ソフトバンクのやってきたことは、そう感じさせるに十分です。

a&d 2009年5月 4日 09:02

>>Keyさん
>この費用は5000億円
これがソースが見つからないのでお教え下さい。
2007年3月期〜2009年3月期決算の設備投資額を見ても、Keyさんがよく書いてらした『設備投資の大半がモバイル事業』とも離反すると思うのですが。
しかし、IMT局18000と中継局18000を5000億?そんな額で出来るのだろうか(笑)


あと2006年8月(ボーダフォン買収後初の四半期決算)の孫さんの発言です。(長文で失礼します)

・孫社長が掲げたコミットメントとは,(1)第3世代携帯電話(3G)ネットワークの増強,(2)3G端末の充実,(3)コンテンツの強化,(4)営業体制およびブランド力の強化――である。

・都心部を中心に6500の基地局で開始する。今年度中に「9200局までHSDPAを拡張していく」

・“どこでもつながる”携帯にすることを強調した。
孫社長は他事業者が800MHz帯という電波の伝搬特性上有利な周波数帯を他社が持っていることを挙げつつも,「お客様に許認可をいつまでも言い訳にはできない。つながる携帯を提供しないといけないので,言い訳抜きで構築していく」と断言した。
(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060808/245463/)

当時は断言までしてます。今は逆切れですが(笑)
これでも男の約束や信義ですかね。
コミットメントなんて年を経るごとにますます反故にされていくし。

最後に、ボーダフォン3GはV惨事なんて酷評されたくらいでしたから、インフラ等進化はしていると思いますし、努力した部分は評価いたします。ただ、孫さんの余計な発言が…(笑)
はっきり言って、信義とか男の約束とか誇張して書くほどでは無いと思えます。
単なるKeyさんの私感にしても、Keyさんは以前はauユーザでしたし。この辺りの言葉の感覚に笑ってしまいました。

で、Keyさん。
もう孫さん至上主義者で何でも擁護しますからって認められたら如何でしょうか?
日本の未来は…なんて書かれてもモー娘。の歌以上に滑稽であります。

田舎モバイラー 2009年5月 4日 11:03


孫社長の4つのコミットメント、懐かしいですね。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0605/10/news110.html

インフラはボーダフォン時代より進化したのかもしれないが、それ以上に詰め込みが
行われているように感じます。実体はややオーバーブッキングに近いのでは?
その結果が音声品質の著しい劣化、メールの送信失敗、Webのエラー多発、です。

ヤフーケータイも、検索結果からリンク先を参照しようとすると
「エラーが発生しました。しばらくたってからもう一度操作してください。(WJ40012E)」
なんてのが多発するし。これって時間とパケット代の浪費ですよね・・・
ご自慢の開かれたネットワークもこれでは形無しですね。

「冬惨事」時代から使っているので、このあたりはよく実感できます。

高級レストランかファミレス程度だったのに、いきなり立ち食い蕎麦屋になってしまった。
テーブル席で待っているのに、周りには丼をかかえてうどんや蕎麦を食べる客が溢れ、
ウェイターを呼んでも全然来やしない。この店はどうなっているんだ?という感じ。

だから、孫さんやKeyさんが5万だ6万だと何度も執拗に繰り返しても、
「ドコモが5枚なら、うちのはチャーシューが6枚だ」と言われて店に入ってみたが、
出てきたチャーシュー麺はカップ麺の小さいチャーシューが載っていた、みたいな。
これが食べ物ならもうこねーよ、で済みますがケータイの場合2年縛りですから。
(正確には2年2ヵ月分に応じたクーポンをローンで買わされるというべきか)

>Keyさん
一つの鉄塔に複数の周波数~のくだりは、何を根拠に述べておられるのでしょうか。
事業者に複数の周波数があれば、全ての鉄塔に複数の周波数免許がつらなるかのような、
すなわちauは1/2、ドコモに至っては1/3(800,1.7G,2G)になってしまうという逆錬金術、
大変恐れいりますが浅学な私に理解出来るよう説明頂けるとありがたく思います。

Key 2009年5月 7日 11:31

きっささん
わざわざ無視したわけではないのですが、いくつかレスをいただいていることもあって返事を書くとは限らないことを、ご了承ください。ブランドに関しては古いブランドに愛着のある人もいるでしょうが、あたらしいブランドを採用して意欲的な広告などによりCM好感度でトップをとるなど、一般ユーザのブランド評価ではドコモ、auを追い抜いた点を評価したいところです。

ソフトバンクがなにかやるたびに悪い点を一生懸命探して改悪だと叫ぶのも結構ですが、いくつのか値上げを考慮しても、以前のボーダフォンあるいは他のキャリアより魅力的なことはどう評価されているんでしょうかね。例えば音声。旧ユーザにも無条件でホワイトへの移行を認めたことにより、ARPUはかってのボーダフォン、あるいは他社に比べて急降下しました。一方で、無料通話の範囲が拡大されたので通話時間は大幅に増えています。つまり、平均通話単価はボーダ時代、あるいはドコモやauに比べてもかなり低いと言うことです。データは、音声ほどではないにしろメール先行受信無料、SBM携帯間メール無料で有利。あるいはiPhoneでドコモ、auより安いパケット定額フルもある。小さなセグメントであるPC定額さえもイーモバイルからのMVNOで上位の2社より魅力的なプランをそろえました。

a&dさん
基地局4.6万を達成するのにいくらかかったのかは、孫さんの説明もあったはずですが、とりあえずはっきりしている設備投資の金額や、移動体通信にいくらつかったのかは、アナリスト向け説明会の資料が詳しいのでそちらを参考にどうぞ。
http://www.softbank.co.jp/ja/irinfo/finance/results/index.html
>もう孫さん至上主義者で何でも擁護しますからって認められたら如何でしょうか?
あなたのようにソフトバンクに対する悪意と偏見で曲がったことばっかり言っている反SBMな人にそう言っていただけると、かえって私が書いた内容の公平性や客観性が高いことが光るんじゃないですかね。

かって私が、ここに、買収による参入当初は値下げの意向を明確に表明しなかったソフトバンクに対して、将来的には戦略的な値下げを行なう可能性があると書いたところ、反SBMな人たちは一斉に、孫さんは悪人だから、あるいはソフトバンクは儲けるために参入したからそれはない、あるいは買収による借金を抱えているのでそれはありえないなどと完全に否定しました。しかしソフトバンクは草刈場になると言われていたMNPの開始にあわせて、3色プラン、その後のホワイトで業界の価格破壊的な値下げを実施しました。それに対抗してドコモ、auも制限付きではありますが基本料を千円を大幅に下げた。ソフトバンクが、まずは自らが率先して模範を示すことにより日本の携帯料金を下げる意思と能力を持っていることを見抜けなかったのは、反SBMな人が、いかに冷静に現実を直視する能力を失っているかの見本であると思っています。

ソフトバンクがボーダ時代の不調を脱して純増でトップを獲得したのは4つのコミットメントの約束を果たしたのが大きい。4つのうち、端末やブランドの評価を上げたのも大きいわけですが、もっとも重要だったのはインフラの強化であり、くりかえしますが多くの人ができっこないと断言した難事業の基地局倍増化に取り組んで達成したことです。男の約束を果たしたというのは決して過小評価ではない。なによりの証拠は基地局を4.6万と倍増以上にするのに歩調をあわせて、ユーザの電波に対する満足度が26%もあがり、同時に、ボーダ時代の解約の最大の理由であった3G電波に対する不満が減少し3G解約率が劇的に下がったことでわかります。ギネスかどうかはおいておくとしても、ホンダのエンジン開発や、黒部ダムの建設などに匹敵するプロジェクトX級の偉業といっていい。
http://www.youtube.com/watch?v=rnpDZvopQyE&feature=related
とにかく、やってみなはれ
やる前から諦める奴は、
いちばんつまらん人間だ。

田舎モバイラーさん
ドコモやauが、ひとつの鉄塔で複数の周波数の電波を出している例があることは例えば次の記述を参考にしてください
http://www.weblio.jp/content/FOMA%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2
>既存のFOMAサービスエリアの基地局にFOMAプラスエリアの設備を付加し、2重構成(オーバーレイ)になっている基地局もある。
また鉄塔は別でも基本的に周波数の違う基地局のエリアは重複している例が多いので、ソフトバンクのように出来る限りエリアの重複を避けた正味で5.8万局あるのと、auやドコモの単に違う周波数の基地局免許数を加算した水増し的な数字は、同列で比較できません。

F&F Author Profile Page 2009年5月 7日 14:02

Keyさん
2点あります。

最初は、余りの長文でspam扱いされ自動投稿できなくなっています。
またURLの貼り付けもspam認定される原因ですし、どこか他のblogでspam扱いされていると連鎖的に書き込めなくなります。
これはMTがspamデータベースを共有しているからです。
宣伝行為等のワードが検出された場合にもspam扱いされます。
詳しくはMTに関するページでお調べ下さい。

もう一点、
> あなたのようにソフトバンクに対する悪意と偏見で曲がった
> ことばっかり言っている反SBMな人にそう言っていただけると、
> かえって私が書いた内容の公平性や客観性が高いことが光
> るんじゃないですかね。

2ちぇんねるではお得意の、反論できなくなると人格非難に移る手法は2ちゃんねるだけでお楽しみ下さい。
或いは人物を特定しないで批判するのが好ましいと思います。

私はKeyさん以外の方のコメントに悪意や偏見は感じたことがありませんし、もしそう思えばご注意申し上げています。
しかしKeyさんの書き込みはウソと偏見に満ちていると思います。
SBMを持ち上げたい気持ちは充分分かりますが、その為に無理なこじつけを書くのはいかがなものかと思います。

きっさ 2009年5月 7日 14:38

Keyさん
見る目が変われば見方も変わるもんだなと感心する次第です。
大演説はもうその辺でいいでしょう。

しかし、
>ソフトバンクがなにかやるたびに悪い点を一生懸命探して改悪だと叫ぶのも結構ですが、いくつのか値上げを考慮しても、以前のボーダフォンあるいは他のキャリアより魅力的なことはどう評価されているんでしょうかね。
これは聞き捨てなりませんね。
私の最新のブログ記事見ましたか。auの電波の弱いところをわざわざ記事にしています。私は気がついたこと、興味を持ったことはみんな記事にします。何もソフトバンクの悪いところを一生懸命探しているわけではありません。
というか、そんな暇ないですよ。逆に言えば、一生懸命探さなくても簡単に悪いところが見つかるところが、ソフトバンクのクォリティですよ。
ボーダフォンや他社と比べての評価は、私にすれば魅力はないです。
だからこそ、ボーダフォン時代に我慢できたことがソフトバンクで我慢できなくなって、メインのケータイからサブに回したわけですから。

今はともかく、未来に魅力を感じないキャリアなど、選択する理由がありません。

Key 2009年5月 7日 15:09

長文なのやURL貼り付けがあったことは失礼しました。ただ、いくつかのレスをまとめて書いたことで長くなることや、根拠を求められたのでURLを貼り付ける面があったことはご了承ください。孫崇拝主義者呼ばわりは、私には単なる悪意による個人の人格攻撃にしか感じられなかったので、少々きつい言い方をしてしまいましたが、今後は悪意による誹謗中傷に対しては別にしても、原則として名指しでの非難をしないよう気をつけたいと思います。

それと失礼ですが、私は、どこに対する書き込みに対しても、自分に対して正直であることを誇りにしています。嘘をついたことなどありませんし、偏見に感じるのは、一部の人たちが偏見を持っている裏返しでそう見えるんじゃないですかね。

きっさ 2009年5月 7日 16:10

Keyさん
>自分に対して正直であることを誇りにしています。嘘をついたことなどありませんし、
正直な気持ちで書いた内容が、必ずしも正しいとは限らないことも、肝に銘じておくことがあると思います。
そもそも、自分の意見に合わない意見を、「偏見を持っている」と切り捨てる考え方が、賛同から遠ざけていると思われます。
多数派が必ずしも正しいとは限りませんが、孫さんの発するあらゆる数字が、精査によっておかしな数字だと言っている人が多い以上、根本的にそれを覆す意見を持ってしなければ、反論は出来ないと思います。

ロメオ 2009年5月 7日 17:24

Keyさんの考えだと、本人が正しいと思っていれば何を言ってもウソをついたことにはならないのかも。
無知ゆえに、ソフトバンクを妄信するがゆえに、事実と異なる内容を書いてもウソを言ったわけではなく、単に間違っただけだと。
まあ、孫さんあたりがよく使う詭弁と同じようなものですね。

ところでKeyさんは複数の人からKeyさん自身があげた数字などの根拠の説明を求められていますが、
ちゃんと答えていません。
都合のいい推測から出た根拠のない内容であったならちゃんと、その旨の説明がほしいですね。

a&d 2009年5月 7日 20:20

>>自分に対して正直であること
それであれば尚更、孫さん至上主義については、いい加減認められたら如何でしょうか?
過去様々な場所で、Keyさんも書き込みされてきたと思いますが、周りの反応はみな『信者』扱いだったのではないでしょうか?
私は、そういう方の存在を否定する気持ちもありませんし、むしろご本人的にスッキリするのではと思った次第からであります。

それと、わざわざSBMの穴を見つける訳ではなくて、SBM自らが穴を続々こしらえて、結果晒されてしまっているだけではないかと(笑)

あと、設備投資5000億のソースは、リンク先からは伺い知り得ません。他のソースでお願い致します。

最後に、反SBMとは=『きーきー五月蝿い、お馬鹿なアンチ』なんですかね?(笑)

田舎モバイラー 2009年5月 7日 20:28

まずは回答ありがとうございます。
しかしながら、Keyさんの書き込みにはどうも納得いかない部分が多い。

「ソフトバンクの正式な基地局数5.8万は、エリアの充実度を見るのに中身のある数
字」で、「異なった周波数の基地局数を合計するのは、エリアを見るには重複して
いるので、水増し的な数字」だと。
ここで後者は、暗にドコモのことを指していると解釈しますが、
つまりソフトバンクの5.8万は中身があり、ドコモの数字は水増しだ、と。

でも片方でこうも言っておられる。
「基地局には、容量的には大きなものから小さなものでありますので、単に数を
合算するのがインフラの充実といえるのかどうか。」
こうなると、5.8万も中身のある数字とは言えなくなりませんか?
(単なる数字遊びに過ぎず、固執する理由がわかりません)

あまりに長文故引用出来ませんが、異なる周波数のくだりではあたかも異なる周波数
はすべて重複するかのような言い回しです。この言い方は「インチキ」ですよね。
そもそもすべて重複する訳で無し、さらに言えば同じ周波数だって重複する部分は
ある訳ですから(そうでなければハンドオーバー出来ないでしょう?)。
他キャリアの基地局数には1mWのものまで数にいれているなとど書かれていますが、
ならば「ソフトバンクの数には10mWや1mWは含まれない」と断定される訳ですね。

しかしおかしいですね、それほど充実したエリアならドコモやauを凌駕する筈なのに
私のごく限られた行動範囲では、凌駕どころか見劣りしてしまいます。
(公平というよりソフトバンクに肩入れしているつもりですが、それでも劣る)
水増しとやらの方がずっと良好なエリアカバレッジなんて、理解に苦しみます。
充実したエリアを持つのに、他のキャリアの網を借りる必要があるのはなぜなのか、
プロジェクトX級の偉業を為しながら、人為的ミスで毎年のように大規模障害を起こす
のはどう理解すればいいのか、これがダムなら決壊してるだろ、なんて思うわけで。

ギネスは無理としてもプロジェクトX級の錬金術というなら理解出来ますが・・・

nemus 2009年5月 7日 22:24

Keyさんへの皆さんのレスを読む毎に

・SBMのどの様な点が具体的に悪いのか
・ブログでコメントする際に気を付けるべきこと

が分かって大変ありがたいですね
Keyさんも自分でブログを作って同じことされれば少しは分かるんじゃないですか
楽しみにしていますよ、Keyさんのブログ開設

Key 2009年5月 8日 10:47

田舎モバイラーさん
ドコモは別に基地局数を水増し的に発表はしていません。そもそも、ドコモは昔は基地局数を発表していましたが、最近は基地局数を発表してません。それと、私がドコモの異なる周波数すべて重複するかのような言い回しをしたことなどありません。ドコモのFOMAのマップを見れば、山岳地帯や人口非密集地帯の一部にはFOMAプラスのみで2GHzをサポートしていないエリアがありますので、部分的にはエリアが重複していない地域もあることがわかります。「インチキ」をしているのは、ドコモやauの違う周波数の基地局の免許数を合算して基地局数の数字を少しでも多く見せかけようとしている人たちです。また彼らは、ソフトバンクが基地局数に数えないような10mWや1mWといった小さな出力のものまでカウントしています。ソフトバンクが小型基地局をいっさい含めていないなどと断定したことは有りませんが、一部の人がドコモやauに対してはソフトバンクが基地局数に含めないような小型のものまで免許があるからといって基地局に数えていることと、ソフトバンクが現在正式な基地局数に数えていない出力の小さな一般向けの小型基地局まで数えることにすればフトバンクの基地局数は10万を超えるのは事実です。

>「基地局には、容量的には大きなものから小さなものでありますので、単に数を
>合算するのがインフラの充実といえるのかどうか。」
これは、基本的に容量の話をしています。基地局の容量については、電波は改善するが容量は改善しないリピーターや、数十チャンネルの小型の基地局から、大きなものは数千チャンネルのものまであります。

>「ソフトバンクの正式な基地局数5.8万は、エリアの充実度を見るのに中身のある数字」
これは、電波のエリアの話をしています。ソフトバンクの5.8万の基地局は、同じ周波数なので基本的に出来る限りエリアの重複を避けて配置されていますので、この基地局の数は、ある程度エリアの充実度をあらわす目安になります。きっささんのところにも書きましたが、ソフトバンクの5.8万の基地局数は、ひとつ増えれば、屋外なり屋内のエリアが、基地局ひとつ分増えます。それに対して、同じ鉄塔で複数の電波を出している場合、免許上はふたつあっても、エリアの改善に寄与するのは基地局ひとつ分でしかありません。

>それほど充実したエリアならドコモやauを凌駕する筈なのに
ドコモとauは、電波が遠くまで届きさらに回折効果による回り込みで地下などへの到達性で優れる800MHz帯を2社で独占していますので、単純に基地局の数ではソフトバンクとエリアを比較できません。ソフトバンクの社長が、auは全国をカバーするのに2万数千程度の基地局の数で済んでいるのに対して、ソフトバンクが5.8万の基地局数を整備したが、単純にソフトバンクの基地局の数が多いからソフトバンクが優っていると言っているわけではないと説明した通りです。それと山間部や地下などでは800MHzの有利性が比較的あるにしても、公平性を旨とした電測調査では都内の地上区間や郊外の上越新幹線沿線ではSoftBank3Gの方がFOMAより接続性で優るという調査結果もあります。(ただ東海地方や関東地方は比較的ソフトバンクのエリアが充実していると言う話もあるので、この話は全国に一律にあてはまるかどうかはやや疑問です。)

他社からのMVNOでPC定額を始めましたが、PC定額はユーザ数がそれほど多いわけではない。比較的小さな市場なので、それほど大きな必要性があったとは思われませんが、PC定額はユーザ数のわりには電波の帯域を多めに使うという特徴があります。ソフトバンクは限られた電波の帯域を、ドコモやauにない21時までの音声定額や、パケットを大量に消費する個人向けのスマートフォンであるiPhoneなどに優先的に振り向けていますので、他社からのMVNOでPC定額を始めたことは既存ユーザを守るためにも、またソフトバンクブランドでのPC定額を望むユーザにとっても朗報でしょう。ドコモやauは、限られた電波の帯域をPC定額に使ってしまったがゆえに、音声定額の提供や個人向けのスマートフォンの大量販売ができないのではないかという見かたもできます。

きっさ 2009年5月 8日 12:00

つまり、ソフトバンクの電波が回析しにくいために、2社にエリアが劣る結果になっているわけですね、わかります。

今日はソフトバンクのケータイを忘れて出て来てしまいましたが、こんなエリアが狭いケータイでも、無ければ無いで不自由だなあ。

田舎モバイラー 2009年5月 8日 12:59

>Keyさん
内容が元記事とずれすぎていること、および長すぎるので私のブログにてコメントさせていただきます。

http://blog.livedoor.jp/shin_nom34/archives/51307870.html

ロメオ 2009年5月 8日 13:13

Keyさんは本当に無知でおかしな発言をしているのか、
それとも確信犯であえてソフトバンクを擁護し、ソフトバンクの悪所についてのコメントを盛り上げているのか?
どちらにせよ、Keyさんのおかげでソフトバンクがいいかげんな会社だとどんどんバレて
皆さんに認知されていくのはすごいことだと思います。

さて、2GHzと800MHzを合算すると水増しだと主張していますが、オーバーレイしているのはどれくらいの割合なのですか?
当然ご存知なのでしょ?
9割くらい重複しているから水増しだと言ってるのですか?
1割程度しか重複してないのに水増しだと言ってるのですか?


ドコモやKDDIの基地局より小規模の基地局ばかりのソフトバンクの基地局や中継局を同じ1基地局としてカウントすることが
正しいとするKeyさんなのですから、水増しに関してもそれ相応の根拠(ソース)をもって説明できますよね?

nemus 2009年5月 8日 13:43

Keyさんの文章やソフトバンクのやり方、主張は極めて独善的ですね
バイキングで食べきれないほど料理を取り山ほど残すタイプ
それで「取り放題なんだからいいだろ!」と開き直ると
モラルもマナーもあったものではありませんね

ところでKeyさんの駄文を読み、第一種通信事業者はMVNOとなることが禁止されるべきではないかと思いました
そうでなければMVNOの発展が見込めませんし、SBMのように利益確保に走ってしまう低い企業モラルが社会問題化しかねません
第一種通信事業者としての同じ土俵で勝負出来なければ免許を返上し、MVNOとしてサービスを提供すればいいのではないでしょうか

そのふたつは明確に区分しなくては孫氏の主張にあるような「巨大資本による競争環境の破壊」が(売れればなんでもいいというSBMのような企業によって)危惧されますね

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