iPhoneは売れたか

ITmediaによる年間販売順位ランキング、あくまでも順位のランキングでありデータ元がGFKなので販売数量の実態とは差異がある事を考慮した上でiPhoneの販売数量を考えてみよう。

iPhoneはランキング3位である。
SBMの中でもっとと売れたとかなんとか言っている人もいるが、少なくともランキングは3位だった。
ただランキング1位になった事もあり、1位が10万台で2位が千台しか売れていなくても順位差が1しかないので何とも言えないかも知れない。
これはもうGFKのデータが不足しているわけで、これを元に年間ランキングを作ってしまうITmediaもインチキ臭い。
年間販売台数を元に集計しなくてはいけないと思う。

iPhoneは発売直後と投げ売りが始まってからは結構売ったのではないか思うし、おそらくはスマートフォン市場もっと売れたのがiPHoneだったと思う。
特に実質ゼロ円の8GB版は、確かにランキングでトップを取った回数は少ないが販売量的には多いのではないのか。

SBMはiPhone以外はハイエンドが売れない。
これはドコモやauと明らかに違う一面であり、通話と多少のメールさえ出来ればあとは要らないと考える人が多い事を示している。
一つはスパボ一括売りなどのトランシーバユースだと思う。
SBMな人など従来はスパボ一括売りなど滅多にないから関係ないなどと言っていたが、今やどこでも普通にやっている。

多くを求めないのか、SBMだから多くを期待できないのか、そんなユーザに人気なのが830Pである。
ランキングトップは812SHだが、これはまあシャープさんの偉大な力（様々な面で）も大きいと思われる。

SBMは加入者シェアが小さいので総合ランキングに顔を出さないのは当然だろう。
SBMの中で最も売れた機種だと言っても、ドコモでさほど売れなかった機種と変わらなかったりして。
このあたりもITmediaの記事だと販売台数ではなく順位出現回数のみで集計していると思うので、売れ筋の参考にはならない。