プリウス売れる

プリウスの予約が8万台？！
なんだなんだ、トヨタは景気が良いじゃないか。

今予約しても納車は夏だと言われるくらいの売れ行きだそうだ。
インサイトもそこそこ売れているようだし、ハイブリッドがブームになっているのか。
自動車屋に言わせると、確かにハイブリッドが注目されていることはあるが下取り車の都合も関係しているのではないかという。
先日もワンボックスカーの値引きに関しては書いたが、今や日産のワンボックスなら下取り買い上げと現金値引き＋オプション換算70万円引きで以上は出せるとまで言う。
オプションに電動カーテンとか、それっぽくて笑ったが欲しい人には欲しいオプションなのかも。
日産のこのクルマは売れるときは月間4千台も売ったそうだが、今やその1/10で在庫処分状態で新古車なら150万円引きだとか。
こうなると当然下取り価格も下落する。
小型ワンボックスも価格は下落傾向で、今売らないともっと下がるという恐怖心理が買い換えを促進させていると言うのだ。
正確には買い換えだけではなく売りっぱなし、ようするに手放して終わりという人もいる。

買い換えのターゲットは小型低燃費車で、ホンダのFitなどは値引きが一桁からスタートが当たり前とも言われる。
Fitってモデル末期じゃなかったっけ？
ホンダと言えば得意の新古車もある。
が、これが結構強気の価格設定でお得感が余りない。
軽に至っては新古でも20万円しか引かないという事で、リッターカーよりもお得感がないそうだ。

だったら乗りつぶす気で中古のワンボックスが得ですよねという話をしたら、そう思わない人が多いから値段が付かなくなると。
確かに。
今や大型車やワンボックスに乗っている人は環境を考えない悪人だみたいな言われようで、そう言えば同じようなことをヤナセの営業も言っていたっけ。
大排気量車は悪だとイメージづけられていると。

日本人はみんな同じが大好きだ。
お隣がプリウスならウチもプリウス、お隣がクラウンならウチもクラウン。
そうしてワンボックスブームが起きた。
果たしてこの先ハイブリッドブームになるのだろうか？
ハイブリッドと言ってもトヨタハイブリッド車の中で売れているのはプリウスだけ。
だとするとハイブリッドブームと言うより、やはり小型低燃費車ブーム？
ここの所のガソリン単価の上昇も低燃費車への買い換えを促しているのかも知れない。

軽自動車の割高感はちょっと不思議だ。
従来は販売台数が少ないから量産効果が出ず、よって高いのだと言われていた。
しかし今はそこそこのマーケットがあるわけだし、高くても売れるから高いとか？