- 2009年10月30日 10:48
昨日の決算発表の場で明らかにされた、SBMの1.5GHz帯整備に関しては孫さんの言い間違えなのかと思ったがそうではなかったようだ。
各メディアも1.5GHz帯の整備は再来年だと書いている。
SBMは当初2010年からHSPA+でのサービスを開始するとしていた。（黄色の線）
しかしそれを丸一年遅らせて、さらにHSPA+ではなくHSDPAでのサービスとした（オレンジの線）
HSPA+はその後時期を見てと具体的な開始時期は示さなかったが、少なくとも1年以内には開始してくれるだろう（青の線）
聞くところによるとある方は、EMはデータサービスの会社なので（本当か？音声もやってますけど？）実質的にはSBMが日本で最初に次世代通信（本当か？HSPA+はHSDPAの延長であって次世代ではないのだが）を行う事業者だと吠え、ドコモより先に整備が可能だとの持論を展開したらしい。
だがこの予定を見るとSBMのHSPA+／DC-HSPAはかなり遅れて開始されることになる。
auのRev.A MCもDC-HSPAとほぼ同様に既存方式の帯域幅拡張技術だが、実施時期はハッキリとは語られていないのでauのRev.A MCの青線は想像に過ぎない。
SBMがこの予定で行くとして、さらにLTEプランが遅延無く行われるとするとLTEを開始した後でHSPA+を行うというちぐはぐな事になる。
するとHSPA+を経由しないでLTEに行くのか、或いはLTE自体も2年程度遅延させるのか。
いずれにしても、基地局投資を殆ど行わないまま来年一年を過ごすことになるのでトラフィック的にはさらに厳しくなるだろう。
他事業者が着々とインフラ整備を行う中、やはりここでも取り残され感が強いと思う。
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