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ひばり消える


  • Posted by: F&F
  • 2009年11月 1日 12:03

すかいらーくが消えた。
操業は1970年だったのだそうだ。

すかいらーくとはヒバリの英語読みであり、ひばりが丘団地の食品屋からスタートしたのが名前の由来だ、
東京都北多摩群保谷町→東京都保谷市→東京都西東京市と名前を変えているが、実は私が生まれ育ったのがこの保谷市でありひばりが丘団地はよく知っている。
一号店は府中だったそうだが、地元とあって青梅街道沿いにはいくつかの店舗があったように思う。

車に乗り始めて友人達と遊ぶとき、食事はファミレスだった。
駐車場があり、価格がリーズナブルで大人数も収容してくれるところは便利だったのである。
湾岸を走っていた頃は某所のファミレスに集まった。
普通は人などまばらになる千葉のその場所が、その時には駐車場に入りきれないほどの車と人であふれる。
店側は儲けにつながるから良いのかも知れないが、付近の人からすればチューンドカーが集まって迷惑だっただろう。

十数人で夜食を食べ、さあ今日の支払いを誰にするかじゃんけんで決めようぜ、みたいな。
と言ってもそこはファミレスの有り難さ、平均客単価が2〜3千円で収まるのも有り難かった。
高速代とガソリン代、じゃんけんに負ければ飯代を払って合計数万円だが勝てれば1万円程度の出費を毎週繰り返した。

ファミレスで食事を注文して、例えばサラダとハンバーグセットを注文したとしても時にサラダの方が後で配膳される。
普通サラダが先でしょと言うわけで、サラダを先にしてねとお願いするもなかなか聞いて貰えなかった。
おそらく製造マニュアルに従った作業をするとサラダは工数的に後になってしまうのだろう。
まあ、注文を分けるという手もあるのだが面倒くさい。

当時一緒に遊んでいた自動車雑誌のライターは、(今のように各テーブルに無線の呼び出しがなかったので)ファミレス内からファミレスの代表番号にショルダーホンで電話をしてウエイトレスを呼んだりもしていた。
チューンドカー最盛期、ファミレス最盛期が当時だったのだろうか。

   

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