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SBM冬の売り


  • Posted by: F&F
  • 2009年11月11日 10:46

SBMは17機種の音声移動機を発表した。
全くのドコモお下がり路線から多少変更を加えた線に落ち着いたと言うことだろうか。

まあどこまでがお下がりでどこからが違うのかという切り分けは難しい。
SBMでは売れないハイエンドにはWiFi搭載が売りとなっている。
12M画素カメラ搭載機も1モデル出したし、データ端末ながらHSUPA(ただし1.4Mbpsでサービスエリアは不明)対応機も出した。
遅れに遅れに遅れに遅れている緊急地しん速報対応機があるのかどうかは不明で、少なくともハイエンドは対応していないようだ。

これまでの孫さんは色々な「売り」を作ってきた。
最初は多色構成(今でもその流れは多少残されている)や薄型、防水だ。
防水でなければ若い女性はケータイを使ってくれないと言った。
次には忘れもしないインターネットマシンだろう。
これはその場限りで姿を消し、iPhoneこそがインターネットマシンだとすり替えた。
さらにインターネットマシンはハードウエアではなくスピリットなのだみたいな、訳の分からないことも言った。

そのハードウエア路線からの転換?で昨年はS-1動画をぶち上げたがご自慢のiPhoneでは閲覧できなかった。
そういえばハーレクインだとかMySpaceをさんざん自慢していた時期もあったが消えた。
ウィジェットに関しても熱く語ったが、それも今年は消滅している。

そして登場したのがWiFiである。
ここでなぜドコモはWiFi路線を拡大しないのか、なぜフェムトセルに行ったのかという疑問を持つ方もいるはず。
SBMの場合はフェムトセルからWiFiへと逆行しているのだが、この辺りの事情は又後日書くことにする。

WiFiは悪くないと思う。
使うのが面倒なだけで、事業者は手間が要らない。
混雑した無線ネットワークに負荷がかからないし、屋内圏外の苦情も減ることだろう。
もしかしたら諸悪の根源であるホームアンテナの廃止速度が上がるかも知れない。

ただし使う側からするとちょっと面倒である。
WiFi待ち受けをイネーブルにするとその分電力消費量が増えるし、システム間ハンドオーバが出来ないと通信が切れる。
(ドコモの場合は再発呼になるがアプリは駄目)
孫さんは4千カ所あまりのAPを数万に増やすと言ったが、基地局の時も同じことを言っていたので信じることは出来ない。
数万カ所に増やせたらその時点で良かったですねと言っても遅くはない。

これも後日触れることにするが、海外から公式網にLAN経由で入れるとすると結構便利だと思う。
ついでに通話も出来ればなお良いが、いや、そいれならUMPCを持って行けば済むか。
多くを求めるならUMPCがあり、その一歩手前までをカバーしてくれるのが無線LANな訳だ。

   

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