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沢山積めばOK


  • Posted by: F&F
  • 2009年11月22日 12:08

日本EVクラブによるEV改造車が東京-大阪間を走りきった件に関して「今回搭載した電池の重さは計360kgに達するが、電池さえ多く積めば長距離も走れることを実証した。」と、当たり前すぎる結論に達したようだ。

モータは定格14kW、電池は74kWh分に相当する量産Li-ionバッテリを搭載した。
バッテリは18650サイズのものを13本直列にし、それを16組並列にして1ユニットとする。
このユニットを5つ直列にし、それらを8組並列にしたものなので電圧は240Vあたりか。
少々インチキくさいのは充電制御回路等が積まれていない模様で、充電済みの電池を使用したとのこと。

東京−大阪間の約556kmを約13.5時間かけて走破、平均時速は41km/hになるが高速道路は80km/hで走行したという。
すると6時間の走行と7時間の休憩という比率なのだろうか。
後日レポートはホームページに掲載される予定だと言うが、バッテリを休ませながら走れば走行距離に余裕が出るかも知れない。

日本EVクラブは代表を舘内端さんとする団体で、EVカーレースなどもやっていたと思う。
設立は1994年で、当時ライターをしていた(今でも?)GC等にも記事が掲載されていた。
いまでこそ市販EVもコンバージョンEVもそう珍しくはないが、1994年当時は自動車を電気で走らせるなんて変わった人たちだなぁと思われたに違いない。

電気自動車を取り巻く環境は変化すれど、航続距離などの問題が大きく変わったわけでもない。
ハイブリッド車や燃料電池車のように、何かを燃やしてエネルギを得るのが得なのか否か。
それはインフラ整備とも合わせて考えなければならない問題だ。
http://www.asahi.com/car/news/OSK200911170070.html?ref=rss

   

Comments:4

名前はまだ無い 2009年11月22日 17:00

電気自動車と言うか電池自動車だと思ってるんですけどね

リチウム電池は盛り上がってますが
キャパシタに関してあまり報道されないですね


しかし1セルだけはやくへたったりとか考えてみると
ほんとに実用的なんですかね

稼働部品減るにしても劣化消耗する物が増えるような

F&F Author Profile Page 2009年11月22日 22:04

ホンモノ?のEV用としてはセルあたりのサイズがずっと大きなものを使うようです。
それぞれのユニットに監視デバイスが乗っているような感じで。
このEV実験車はそういうメーカにも付きの電池が入手できなかったんでしょうね。
というか、一次電池ならもっと容量が稼げたのにと思います。

Middy2 Author Profile Page 2009年11月23日 02:31

高速道だけにしては時間がかかり過ぎですし、
ストップ&ゴーがない状態では…と思っていたのですが、
高速道・有料道の走行距離は350km程度のようです。
まぁ、都市部は首都高&阪神高速のようですが…。

http://www.jevc.gr.jp/no-charge/course.html

ところでEVでも高速道を連続で走行すると、やはり
燃費(?)が良いものなんでしょうか?

F&F Author Profile Page 2009年11月23日 09:28

東名を走り続けたわけではないんですね。
パワーのある車だと高速道路の方が燃費が良いと思いますが、出力の小さなモータでの連続高速走行は大変なのかも知れません。
電流を多く流せば発熱してロスになるし、ゴーストップがない分有利ですがどちらが得なのか。

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