次期iPhone

次期iPhoneが話題になる時期になったのか。
噂によれば表示デバイスは有機ELになり、CPUはデュアルコアになるとか何とか。

確かに液晶品質が国産ケータイなどに比較すると低かったので、有機EL化は歓迎されるかも知れない。
解像度も表示器のサイズの割に低いので有機ELで実現できると思われる。
明るいところで視認性が悪い有機ELより、バックライトの強力なiPhoneの液晶の方がずっと見やすいと言っていた人は考えを変えるかな。
確かにiPhoneの液晶バックライトは強力なのだが、コントラストが低く色合いも今ひとつな液晶は改善の余地がある。

画面解像度ももう少し欲しいところだがこれは難しいだろうな。
さすがにあのサイズなのでHVGAだと細かな字のつぶれ具合も見えてしまう。
Android勢がWVGA採用で、iPhoneの約3倍の表示エリアをモノにしている。

CPUのパワーアップとマルチタスクの実装は望まれるところだろう。
というかCPU自体はどうであれ、マルチタスクは欲しいと思う。
アプリなどによっては中断したところに戻れるものもあるのだがそうでないものもある。
国産ケータイなどのマルチタスクに慣れた身としては、何とも使いにくい部分であった。

インカメラというかディスプレイ側にもカメラが搭載される話もある。
コストはかかるが日本製ケータイやAndroidに追いつこうとするならばこれも仕方がない。
iPhoneの国内シェアは1%前後、決して売れているとは言い難い。
もちろんスマートフォンという括りでみれば売れているのだが、メジャーな存在にするためにはスマートフォンではなくApple製の携帯電話である事が必要かも知れない。

問題はケータイサイトへの壁で、非公式なmixiなどはアプリでのアクセスが可能、一部blogへの投稿などもアプリ経由でならば可能になってきている。
おそらくFlashなどへのフル対応になればブラウザ経由でのアクセスも可能になるのだろう。