苦しいのかも

純増トップを守り続けるSBM、惜しいのは一度だけドコモに負けたあの月だった。
限定モデルの限定数変更さえ見誤らなければ…

12月度もSBMは安定首位かと思いきや、ギリギリの調整劇だったらしい。
http://www.phs-mobile.com/?p=649

今も昔も純増数はその事業者の勢力を表すものとされていて、経営内容がどうであろうと純増さえしていれば金は集まると旧セルラーグループの方は言っていた。
インセンをがっぽり出しても何とか純増数を稼ぎたいと思うのはそのためだ。
もちろんこれはドコモにしてもauにしても同じだとは思うのだが、積極的金集めに走らなくて良い分だけ楽に構えられるとは思う。

しかしSBMはそうは行かない。
2.4兆円もの借金を減らしていかなければなないし、新たな借金だってしなければならない。
従って勢力を維持しているように見せることはきわめて重要なのだ。
時価総額2.5兆円、しかし借金2.4兆円、カネが回れば非常に効率的な経営といえるがカネが回らなくなると一気に危険領域に突入する。
この状態を維持し更なる発展を推進するために、純増数は必須なのだと思う。

考えてみていただきたい。
この経営内容で、毎月の純増者数がマイナスだったらどうなるか。
そうさせないこと、そうさせないウデこそがソフトバンク経営の全てだと言っても過言ではあるまい。
そしてこれは誰にでも出来ることではなく、孫さんだからこそ可能な事なのだ。

3月のPDC停波でマイナス純増になるのか？
それともアムウエイなどの力を借りて、それでもプラスに持って行くのかは見所でもある。

最近は余り聞かなくなってしまった「最も売れているiPhone」のフレーズだが、個人的には累計販売台数でらくらくホンを抜くのがいつになるかだ。
毎年ニューモデルが出てくるだろうが、これらの合算でらくらくホンシリーズの累計販売台数を抜いてくるとひとつのトレンドになると思う。
その前に「最も売れているのはAndroidだ」と孫さんが方向転換しなければ、だが。