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基地局増加数


  • Posted by: F&F
  • 2010年1月27日 11:08

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久々に増加数のグラフでも。
赤がドコモでオレンジがau、ネズミをSBMにしたらドコモとauの見分けが付けにくくなった。

ドコモは一時期よりは落ち着いている。
auは連続的な右肩上がりで、今やドコモの基地局増加数に匹敵する数字になっている。
SBMは我関せずとばかりに低空飛行をしている。

移動体通信事業者にとってインフラ整備は終わりのない投資だと思う。
次々に新しい通信方式が出てきて、新サービスが登場し、年々トラフィックは増大する。
限られた帯域を有効に使って行くのは事業者の使命であり、マイクロセル化やMIMOなどに投資することが求められる。

中継局の場合はマイクロセル化とは逆にマクロセル化されることになりパフォーマンスが落ちる。
と言うとある方は「中継局の殆どは屋内に設置されているから問題がない」と切り返すのだが屋内圏外率の高さはこれを否定する。
一方で「中継局でエリア改善が出来るのだから、中継局は基地局と同じ機能だ」とも力説する。
エリアを改善するのならばセル半径は広がっているし、セル半径が広がらないならエリア改善への貢献はしていない。
そもそもホームアンテナなどは圏外エリアを助けるためのものなのだからセル半径は広がっているとしか言いようがない。

以前に宮川氏が言っていたように、中継器をフェムトセルに入れ替えたいというのが本心だと思う。
そうすれば俗に言う「汚れた2GHz帯」の浄化にも役立つのだが、肝心のフェムトセルの目処が立たない。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090203/324049/
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070703/276525/

2007年当時宮川氏は、
「これは、1.7GHz帯の割当をもらうまえから進めていたプロジェクト。
最近はビル内などに設置するピコセルが出てきているが、フェムトセルはさらに小さい基地局になる。
技術的にある程度出そろったことから、今回公開することにした」
と、実験の様子を語った。

一時期ハンドオーバに問題があるとしていたのだが、携帯電話網の場合は適切な制御によってフェムトセルにハンドオーバさせることは難しくない。
というかドコモは行っているわけで、SBMがなぜそれを問題にしたのかよく分からない。
ちなみに昨年冬モデル以降は(予定通りならば)フェムトセル対応接続フローが動作しているはず。

   

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