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解約率0.46%


  • Posted by: F&F
  • 2010年4月29日 12:03

世界の事業者も驚くという低解約率、ドコモのそれは0.46%となった。
他社へのMNP特典狙いでの加入と即MNPを除けば更に解約率は低下するだろう。

昨日も書いたがSBMの解約率は2%台であり、その差は決して小さくはない。
もしも、もしもSBMの解約率が0.46%になったら、孫さんは2時間は自慢し続けるだろう。
太陽と北風、ドコモは太陽作戦だ。

割賦満期になれば他社も同じ道を歩む事になる。
スパボ満期による解約も事前の試験販売データを見る限り特別上昇したとは思えない。
そう言ったのは孫さんだった。
だが解約率が上昇し続けるのはSBMで、割賦満期でも解約率が上がらなかったのはドコモだった。

営業利益は8342億円、顧客獲得費用などの低下も利益確保にプラスに働いているはずだ。
SBMの営業利益は4658億円、移動体通信事業のみではないとはいえこれは立派な数字だと思う。
一概には言えないが、SBMの方が旨く儲けている感じはする。
このあたりは孫さんの経営力だ。

データARPUは2,470円、音声ARPUは2,590円となった。
ちなみにSBMはデータARPUが2,140円、音声ARPUが1,750円である。
メール送りつけ商法やフラット定額制などによりSBMのデータARPUは上昇、旨くすればドコモを抜けるかも知れない。
しかしそれは加入者から見ればパケット料金が高い事に他ならず、エリアや品質の割に高い買い物をしていると言える。

ドコモも同じように儲けているわけだがその多くは設備投資などに使われ、これは加入者へのサービス向上につながる。
こうした地道な努力が満足度向上へとつながり、解約率の低下となって表れているのだろう。

解りやすい解約率のグラフあり。
http://d.hatena.ne.jp/aquila2664/20100428

孫さんによればソフトバンクショップでiPhoneが充電可能になったそうだ。
料金取るのかな?
というか、iPhoneが販売開始されて2年にもなるのに充電サービスがなかった方が不思議だ。
このあたりのも顧客サービス、満足度の違いが表れるのだろう。

巨人ドコモはスマートフォンにもFelicaや独自サービスを乗せたいとする。
これは当然のことで、そうしなければ事業者の色が出せない。
これまで培ってきた独自の技術やサービスをスマートフォンに融合させてこそ囲い込みが出来るというもの。
さてその方法は?ドコモ仕様のスマートフォンを作ればコストアップになる。
アプリなどで実装しようとするとセキュリティ問題等々に悩まされる。

   

Comments:3

YASU Author Profile Page 2010年4月29日 17:58

ソフトバンクショップでiPhoneの充電ができるようになったのは、安売りで本来スマートフォンに縁の無い人がメイン端末として所有するようになって、クレームが増えたんじゃないですかね?

nemus 2010年4月29日 21:45

と、いうかソフトバンクショップ自体の数が減ってるような気がしますが

missaile Author Profile Page 2010年4月30日 18:50

店舗を減らして客セン受付時間短縮して解約マンドクセにしたいのかも。
でもそれってなんてwillcom(ry

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