今週の相場観

先週はゴールデンウイークとあってエントリされた方も少なかったのではないだろうか。
私も値はちょくちょく見ていたが、結局参戦しなかった。

自動売買の方は損切りばかりで全然利が乗らない。
これまではUSD/JPYだけを対象にしていたのだが、儲かり率ランキングトップのGBP/JPYやEUR/USDも加えてみた。
水曜だったか、ポルトガル格付け変更などで円が上がった時に結構な利益になっていたのだが、結局決済時には損失になっていた。
自動でエントリしたものを手動で決済すれば利は乗ると思うのだが、それでは半自動に過ぎない。
あくまでも自動売買でどの程度の利が乗るのかを見たいので放置してある。

その、問題の5月5日の決済状況は以下の通りだ。
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日付	時間	売買プログラム	売買通過	アクション	売買	通貨単位	取引価格	損益
2010/05/06	03:13:30	MAマスター	ドル円H	決済	売	100,000	93.832	-80,700
2010/05/06	03:00:18	MAマスター	ポンド円H	新規	売	500,000	142.048
2010/05/05	23:06:15	ブレイクサーファー	ドル円H	決済	売	100,000	94.160	-81,100
2010/05/05	23:00:32	ブレイクサーファー	ドル円H	新規	売	100,000	94.160
2010/05/05	21:34:00	MAマスター	ポンドドルH	決済	売	100,000	1.50863	-59,102
2010/05/05	17:51:20	ボラティリティランナー	ドル円H	決済	売	100,000	94.536	-36,300
2010/05/05	15:59:09	ブレイクサーファー	ドル円H	決済	買	100,000	94.951	-55,000
2010/05/05	15:39:44	ブレイクサーファー	ドル円H	新規	買	100,000	94.951

完全自動売買で稼ぐことは出来ないのだろうか。
証拠金はどんどん減少、5百万円あったそれが木曜には4.4百万円を切るまでに減ってしまった。

ユーロ急落は木曜の午後に襲ってきた。
ここで自動売買プログラムはほぼ全てが大きな利益を出した。

迷ったあげく、手動決済で利益を確定させてしまった。
理由は急な下げでマイナス2σラインを大きく突き抜けており、やがて少し値が戻るだろうと想像したからだ。
USD/JPYは既に値を戻しつつあり、GBP/USDもそれに連れそうな気がした。
まあ通貨によっては決済タイミングは良い線行っていたし、GBP/USDはさらに下げたのでもう少し狙えたのだがまあ良いだろう。
この手動決済により、4.４百万円に減っていた証拠金は一気に5.7百万円にまで増大した。

金曜の早朝にはNYダウ暴落に伴うものなのか、USDが88.2円台にまで下げるなど荒っぽい動き。
実に数時間で6円も下がり、そして3円近く戻したことになる。
朝チャートを見て、チャートの横軸が狂っていて過去の暴落の部分を見ているのかと思ったくらいだ。
こんな急激な動きに強いはずの自動売買プログラムは、しかし損失出しまくりで5.7百万円あった証拠金は朝方には5百万円に減っていた。
ついでにシステム障害で自動売買のデモは機能を停止した。
再開のスケジュールは未定だそうだ。

この自動売買システムは最初の公開時に6千人程度の応募がありシステムダウン、その後サーバ強化を行って今回の公開となったようだ。
しかしそれでも不具合が生じたとのことで、確かに公表された不具合を私も経験した。
デモ用システムならば多少の障害は許されるかも知れないが、実際にリアルマネーでの売買も行われており負荷軽減のためにデモユーザへの提供をカッとしたのかも知れない。

週末にかけても荒っぽい動きは続き、91円台から93円台に行ったり来たりと忙しかった。
NYダウ暴落は間違い発注だという説は暴落直後から流れていた。
しかし金曜のNYも下げていて、まあここのところ上げすぎた感もあったので仕方ないか。
EURは一時期のUSD並みの価格になった。
資金に余裕のある方は買ってみても良いかもしれない。