Home > オペレータパック

オペレータパック


  • Posted by: F&F
  • 2010年5月25日 12:02

ドコモの、この夏モデルはオペレータパックを利用した機種が増えた。
確か前回の2009年冬モデルは数機種のみだったと思う。

オペレータパックとは、その事業者固有のサービスや制御フローを共通化する仕組みだ。
新サービスの開発に当たっても、最初にこれを作っておけば各社は簡単に新サービスに対応が出来る。
オペレータパックにはブラウザやメーラ、IMEやメニュー系からの遷移制御なども含まれる模様だ。
従ってこれをそのまま各社が使うと操作系などの統一は出来るが個性はなくなる。
だがどうだろうか、今やハードウエア機能やデザインが勝負所であって操作系の個性は必要なのだろうか。
むしろ事業者統一操作系の方が他社への買い換えなどのハードルが下がる。

勿論それらは洗練されている必要があり、おそらくオペレータパック自体のバージョンも次々と書き換えられるだろう。
また共通化によって信頼性などは向上する可能性がある。

もう一つのメリット、これはドコモにとってはメリットにはならないのだが、このオペレータパックをそっくり入れ替えることによって他事業者向けのモデルが簡単に作れる。
ドコモ用オペレータパックをSBM用にすれば、或いは双方を積んで切り替えれば両社対応端末が出来上がる。
もちろんSBMがそのような仕組みを提供すればで、現時点で可能性は低い。
それは何よりコストの問題と、POP-iでもしくじったSBMが再度同様なプロジェクトに手を出すとも思えないからだ。

しかしSBMが作らずとも他の、例えばメーカ系が作るかも知れない。
SBMの場合は買ってきたものをそのまま使う作戦なので、独自仕様部分がドコモほどは多くはない。
従って独自系のサービスは出来ないし緊急地震速報も、時刻自動補正も然りなのだが標準的仕様はとりあえず動作する。
つまりスタンダードなIMT用のプロトコルさえ乗せておけば、一応は使えると言うことだ。

そもそもSBMのこの夏モデルは、いわゆるドコモのiモードブラウザを積んでいるのではないのかな。
厳密な仕様が一緒か否かは解らないが、もはやSBMの為だけに専用開発は出来ないとAccessに言われたのか。
結局の所SBMのケータイはドコモ無くしては存在できなくなってしまうのかも知れない。

   

Comments:3

a&d 2010年5月25日 22:36

ドコモ端末は高い審査基準がありながら、端末メーカ任せな面もあり、デザインや機能は個性的ですよね。
特に春モデルのピンクしかない端末とかFのセパレートとかのバリエーションの豊富さはうらやましいです。(ピンク端末はいらんけど、コンセプトが好き。)

auは、独り勝ちというか全部入りを認めないせいか、没個性が顕著ですね。特にKCP+以降は、ますます……。
昨夏の個性的すぎる端末群もアレですが、iidaなんてブランド立ち上げた訳ですし、もう少しデザインくらい冒険してもいいんじゃないかなぁ。
…で、Pはもう出ないんだろか。。。

SBMは割愛(笑)

fSO 2010年5月25日 23:00

Symbian勢もNとP並みにはっきりした力関係が出たのが今回の面白いところかなと。

missaile Author Profile Page 2010年5月25日 23:07

松下はau向けには確かP001を最後に出してないんでしたっけ。
撤退は否定してますがCDMA1x系はコストがかかると漏らしちゃいましたからね… 見込み薄でしょう。

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > オペレータパック



VC