N-04B(1)

どうしようかなと思いながらもN-04Bに手を出してみた。
世の中というかITmediaあたりはiPadで盛り上がっている日なのに、ケータイの話で恐縮だ。
が、一応iPadにも触れておこうか。

iPadは購入に際して予約が取られたのだが、予約したからと言って必ず買えるとは限らないシステムだった。
何のための予約なのか。
答えは話題作りと、品不足を煽って購買欲を高めるためだろう。
この手法はiPhoneの時にも使い、大きな宣伝効果を得た実績がある。

しかし予約した人だけが列を作ったのでは盛り上がりに欠ける。
そこで予約なしでも買えますよと、ただし変える事を保証するものではないですよみたいなことを言い始めた。
さすが宣伝はうまいSBMだけの事はある。

そのiPadなのだが、画面描画のスムーズさではiPhoneに劣るのではないだろうか。
ちょっと引っかかるような、さすがにあの解像度でビュンビュンスクロールさせるのは厳しいのか、そんな感じ。
TVの生放送ではアプリが起動にやたら時間がかかったりするシーンも放送されちゃったりして。

さて、話をケータイに戻そう。
N-04Bの2軸ヒンジは気に入らないが、全体のイメージは悪くはない。
折りたたんで真正面から見た感じからするともう少しシャープなエッジがあっても良いのかなみたいな気はするが、どこをどうしたらそうなるのかは良く分からない。
N-06A購入がちょうど1年前なので、N904iに引き続いてN-06Aは1年間使ったことになる。
ちなみにN-01Aは半年しか使わなかった。
N-06A以降の変化としてはHSUPAへの対応や動作速度の改善があったが、N-02Bを買う気にはならなかった。

むしろN-01B、薄型＋ニューロ付きの方に心惹かれるものはあったのだが、これは女性向けイメージが強すぎてどうも…
というわけで、しかし実のところこの夏モデルは冬モデル（N-02B)の色違いかな程度にしか思っていなかった。
なので事前情報などにも敏感にはなれず、しかし他に欲しいモデルもなくという感じだったのだ。

しかし意に反して外観は変わり、何より軽くなった。
ほんの少しではあるがN-06Aよりも軽いのである。
重量バランスの点で、持ってもそう軽く感じないが、ポケットは軽いといっている。
重心は液晶側で、開いた状態で机に置くと液晶側が接地する。
重さよりも感じるのが薄さで、これはもうN-06Aとは大違いだ。

動作速度もN-02Bよりチューニングが進んだと言うし、そもそもN-06Aは結構遅いし、じゃあ買い換えるかという感じ。
しかし毎度の事ながら高いよなぁ。
モバイルPCが変える値段だからなぁ。
ポイントがだいぶ貯まっていたのが救いではあるのだが、それでも4万円台の出費となった。

それとこれも毎度の事ながらFelica移行の面倒さ。
icお引っ越しサービス非対応Felicaは実装禁止みたいな事でもしない限りはダメなんだろうな。
http://www.fnf.jp/blog/2009/05/fnfblog1486.html

オペレータパック利用に伴い各社ともかな漢字変換はiWnnになっている。
シャープ好みのユーザは変換効率最悪と言われているShoinからの脱却を喜び、ATOKを使っていた富士通ユーザは変換効率の悪化を懸念している。
NEC製のMogicEngineも数年前までは、それはそれは酷いシロモノだった。
しかしNECがシェアを落とす中、何度かの改善を経て普通に使えるレベルになり現在に至っている。

果たしてiWnnはMogicEngineよりまともな変換をしてくれるのか。
ATOKではなくiWnnを使ったというのはコストの問題なのかもしれないが、変換効率の善し悪しが文章入力に多大な影響を及ぼすことからもiWnnの出来が気になる。

なおこのあたりも含めた使用感などは追ってレポートの予定だ。