今週の相場観

USDも下がったが、EURが凄いことになっていた先週だった。
何と108円台というのだから、もうこれは少し前のUSDと同じくらいの価格だ。

高値から50円も下がったことになる。
というか、あの高値の時には誰もが上がりすぎだと思ったに違いなく、勿論私もそう思っていた。
しかし、では売れるかと言えば勢いがあっただけに逆張りは出来ず、じゃあ下がり始めに売れるかと言えばなかなかそうも行かなかった。
勢いとはそんなものなのかも知れない。

チャートは最高値である約170円から110円台にまで下がったところである。
さらにここから、108円台にまで下がったわけだ。
もっとも2000年末には88円台も見たわけで、ちなみにこの時にUSDは107円前後だった。

そこまで下げたEURなのだが週末にかけては急速に回復し、112円台にまでなった。
USDの方も91円台を回復するなど、先が読みにくい感じであるが一目均衡表の雲は下抜けて雲に阻まれている感もある。
もしも雲の中に突入できなければ日足的には91.5円以下での推移となるのだろう。

ちなみに先週は余り値も見られず、エントリも出来なかった。