フェムトセル

auがフェムトセル対応のアップデートを開始する。
auのフェムトセルは専用帯域を使うそうなので、そこでのコネクションを可能にするための変更だろう。

ドコモはSONに似た仕組みによって公衆基地局に対するインパクトを最小に押さえている。
CDMA方式の場合はめったやたらに基地局や中継局をばらまくのは、デメリットが大きくなるからだ。
auはビルの高層階などの接続性確保のため、ドコモはエリア問題以外にフェムトとしての付加価値サービスを売るためと位置づける。
いずれも同社系の光ブロードバンドケーブルに接続する。

SBMはご存じの通りエリア対策がメインだ。
しかしそのフェムトセル、制限事項が多いので公衆基地局に接続して使うよりケータイとしての機能を失う事になる。
SBMは他社と違い独自の光回線を持っておらず、ADSLに接続させる事になる。
なお勝手に他社の回線に接続させようと企てたが、ISPが早々に気づいてそれの阻止を行った。
エリア対策がメインなので、Aさんが設置したフェムトセルにBさんが接続する事も出来る。
Aさん宅の近くを歩いていたCさんが、発呼したらAさんのフェムト経由だったという事もありうる。
この場合は一部定額通話系が機能せずに従量課金されたりハンドオーバ出来ずに通話が切れたりする。