会員減少

インターネット上のアンケートサイトはいくつかある。
有名どころだとリサーチパネルやマクロミル、ヤフーもやっているしNTTレゾナントも。

各サイトの会員数は公表されていないと思うが、報酬額の減少により会員数も減少したそうだ。
リサーチパネルとマクロミルは必ず報酬が貰えるが単価が安い。
ヤフーは抽選で報酬が貰えるが、従来は現金で貰えていたものが現在はポイントが主になったそうだ。

リサーチパネルは質問数が多い割に報酬が低いという話で、回答に数分を要する質問でも30ポイント(3円）にしかならないのだとか。
以前にも書いたが、気に入らないアンケートを放置すると催促のメールが来るのもリサーチパネルだ。
まあ回答したくなくなるほど非効率的な依頼が多いと言う事なのだろう。

マクロミルは質問数と報酬額があらかじめ通知されてくるので、気に入らなければ答えなければいい。
従来は3問/3円だったのが、今では5問とか7問で3円程度になったという。
質問内容にもよるが、回答するために別画面を開く（アンケート主のページに誘導される)とか動画を観るなんて話になると、数問の回答に5〜10分程度の時間を要する。
5分で3円なので時給36円だ。
情報商材屋の謳い文句だとアンケートに回答して月額何十万円みたいな話になるが、どう考えても時間的に成立しない。

回答者数が減るとアンケート会社としての価値が減少する。
価値が減少するからアンケート依頼の価格を下げざるを得なくなり、それは会員への報酬額をも下げる事になる。
こうした悪循環の中、仕方がないので他社に頼んじゃうみたいな事も行われる。
つまりリサーチパネルに来たアンケート調査依頼をヤフーリサーチに丸投げするみたいな。