自由なマーケット

孫さんはインターネットの普及を悔しく思っている事だろう。
なぜなら、もしもインターネットの普及がなければiPhoneの並行輸入などが簡単には出来なかったからだ。

しかし現実は違い、海外のサイトも日本向けのSIMフリー版の販売に力を入れる。
http://www.expansys.jp/mobile-phones?filter=1|51|Apple

価格は9万円ほど。
まあそんなものだろう。
SBMへの納入価格が8万円程度と言われている訳で、小売店の利潤を考えれば妥当である。

これを高額だというのは少し違うかも知れない。
確かにiPadより高いのかと言われると微妙な感じもするが、iPadもSIMフリーにすると4万円は高くなるんじゃなかったっけ、松本さん。
松本さんが嘘を言っていないとすればSIMフリーなiPadは10万円オーバか。

逆に8万円で仕入れたiPhoneからSIMロック代4万円を引いた残りが4万円。
販売奨励金に計上されない月月割りがトータルで46,080円、確かに実質無料どころかもっとお得だ。
もちろん月月割りを最高効率で貰った場合に限り、だ。
しかも現金キャッシュバックも付いてくる。

ここまでやっているのだから売れなければおかしい。
まあ、不人気ならゼロ円でも売れないのは数々の他の端末が証明している。
そこそこの需要のあるものをタダでばらまく。

ではSIMフリーiPhoneなど需要はないのではないかと思うなかれで、ドコモネットワークで使えると言うだけで8万円もの付加価値が生まれるのか。
やはり以前に書いたように、販売店がインセンティブでも出してばらまいた方が面白いと思う。