スマートフォン

MMD研究所の調査によるとスマートフォン人気はauの秋冬モデルが独占という感じだ。
スマートフォンに興味を示しているのはスマートフォン利用者に多く、非スマートフォン所有者より高い比率を示している。

おそらくこれは、自分が普段から使っているジャンルの商品だからという事だろう。
スマートフォンに興味を示したとする全体割合で見ると、これはauが最も高い。
今まで他社のスマートフォンを羨ましく見ていた人たちが多かったという事で、既にスマートフォンが普及しきった感じのあるSBMはもっとも割合が低かった。

ではスマートフォンを買うならどれかという問いに関して、IS03がトップとなりiPhone4を抜いた。
auユーザの13%がiPhone4を欲しいとしているのに対して、SBMユーザの18%はIS03が欲しいと答えている。
これは単にiPhone4とIS03の機能差だけではなく、ネットワーク環境(iPhoneユーザの7割は電波に不満があるそうなので)も関係しているだろう。

スマートフォンをプライマリとするのかセカンダリとするのかに関しては、ドコモユーザは一台持ちという意見が多かった。
SBMは2台持ちと答えた人が多く、iPhoneは使いたいがプライマリは今まで使っていた事業者のものをという事か。
もちろんFelicaなどを使いたいあるいはケータイサイトに入りたいからSBMケータイとの2台持ちという人も居るとは思う。

スマートフォンに興味を示した人は多いが、実際に今年中に買うとした人は2割程度だった。
様子見気分も強そうだし、日本においてスマートフォン市場はまだ立ち上がったばかりという印象だ。
スマートフォンブーム？の元となったiPhoneは既に普及が一定率に達しているが、auやドコモの言う所のスマートフォンの世界はケータイに近いスタイルでのサービス提供が可能なモデルという意味合いが強そうだからだ。