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HID屋


  • Posted by: F&F
  • 2010年12月21日 13:03

私の直接の知り合いではないのだが、脱サラしてHID専門店(ネット販売のみ)うを始めた人の景気が良いという。
中国などの安いものを仕入れて売っているらしいのだが、売れ行きは好調だという。

純正品を付けるのは高価すぎるが、社外品なら安く付けられる。
このあたりが人気の秘訣で、高色温度だろうが高照度だろうが何でもある。
当然色温度が高いものやハイワッテージなものは車検に通らないが、日本の場合はそれを売った側に罪はない。

HIDなどの高照度前照灯を取り付ける場合は、自動光軸調整装置が備わっている必要があったと思う。
BENZは従来はバキュームで、現在はステッピングモータで光軸補正を行っている。
これはトランクや後席に人を乗せたりして車両の姿勢が変化した場合に、対向車や前走車にまぶしさを与えないためだ。

車外品の、いわゆるハロゲンバルブ交換型のものは光軸補正など付けられそうにないので本来は付けてはいけない。
しかし車検時にそれを指摘される事も少ないというか、十分下向きに調整しておけば通ってしまうと言うか、そんな感じだ。
配光特性の良くないヘッドライトにハイワッテージバルブを入れて周辺全てを明るく照らしてしまう迷惑野郎(最近減ったとは思う)同様に、自分が良ければ全てよしがアフターマーケットパーツの基本か。

実際HID屋にしても光軸調整など指摘された事は一度もないと言うわけで、知らない人も多いのではないだろうか。
そういえば昔のBENZは光軸調整を手動で行う事が出来た。
後席やトランクに人や荷物を乗せた場合に、運転席にある光軸調整ノブを回すとライト光軸が下がる仕組みだった。
当時は自動化技術がなかったかコストの関係で出来なかったかで、運転者に全ては任されていたわけだ。
と言っても日本の現状を考えると、晴れた冬空の元でもドライビングランプやリアフォグを点けて走っている車が居るわけで、全く無駄な機能になってしまうだろう。

欧州では対向車にまぶしさを与えない工夫などが以前から論じられていて、紫外線ヘッドライト構想なんてのもあった。
ステアリング操作角や道路形状によって照射向きを変更するシステムも、欧州の方が積極的にウリにしている感じがする。

   

Comments:5

YASU Author Profile Page 2010年12月21日 14:04

右側通行用のヘッドランプを輸入販売する業者もいるぐらいですから対向車のことなど関係ないんでしょう。

han Author Profile Page 2010年12月21日 15:08

BMW&MINIも光軸調整を手動で行う事ができたと思います。ただし、ハロゲンランプ。
キセノン(と言ってます)はステッピングモータによるオートレベライザー。
眼が大きいMINIは、よく見てるとエンジン始動時に眼を上下にキョロキョロしてます。
ステッピングモータの位置確認のためでしょう。

kaz3 Author Profile Page 2010年12月21日 16:11

ちょっと前のVWも手動レベライザです。ランプはハロゲンですが。

gulf 2010年12月21日 17:28

国産車の場合、少し前からハロゲンでもレベライザの装着が義務付けされたような記憶が…。
軽トラにも付いてますが、4ナンバーだけだったのかな?

bluefinder 2010年12月21日 19:04

ハロゲンならマニュアル、HIDなら(LEDも?)オートレベライザではなかったかな。

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