改悪は続く

ドコモのポイント付与率の低下、DCMXのポイント付与率の低下が行われる。
これによってポイントがたまりにくくなるのだが、今度の改悪はポイントを減りやすくすると言うもの。

第一段階出入り口を絞り、第二段階で出口を広げる。
その第一弾は電池の無料供給の改悪だ。
従来は1年あるいは2年間同一端末を使用すると無料で電池が貰えた。
ちなみに正規に買うと1.5千円程度するはずだ。
私は何度か貰った事があり、電池が不要な場合は充電器（Li-ionバッテリ内蔵のポータブルチャージャ）が貰える。

改悪後はスマートフォンとケータイで異なるが、これはバッテリ価格が違うから仕方ないか。
その流れで行けば充電器価格はどうなのよという事になって、これは値上げされる。
つまり、これまで無料で貰えていた充電器は500ドコモポイントの支払いが必要になる訳だ。
ちなみにケータイ用バッテリは従来通り一定期間利用後は無料で貰う事が出来る。

改悪度合いが大きいのはスマートフォンである。
全体としては1500ポイント分の改悪が行われ、従来無料だったものが1500ポイント必要になる。
おそらくこれまではスマートフォンの販売量が少なかったから許容出来ていたのが、販売量の拡大によって電池コストが吸収出来なくなったのかも知れない。

たしかにアフターサービスは顧客獲得効果が薄いかも知れない。
しかし解約率の抑制には役立っているはずだ。
それはドコモとSBMの解約率の差を見れば一目瞭然で、エリアやネットワークそしてアフターサービスが低解約率を支えていたのではないのか。