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今週の相場観


  • Posted by: F&F
  • 2011年2月13日 15:02

先週前半は82円台に戻して値動きは少なかった。
円が強いのは対USDに対してだけなんて言われてもいるがどうなのだろうか。

週の後半には動きが出て、雇用統計など指標の改善によりUSDが買われた。
様々な指標が緩やかな改善を見せる中、雇用に関してだけは弱かった米国でもある。
しかしその雇用関係が好転となれば、いよいよ不況からの脱出は近いのだろうか。

一方で税制赤字は過去最高を更新中で1月度は530億ドルだった。
今後国防費の削減などを強いられ、こうなると安保条約を通じて日本にも影響が出てくる可能性がある。

穀物価格や原油価格なども上がっていて、これで円安になると輸入品の価格アップが押し寄せてくるのだろう。
しかしそこで国内農業などを復活させる手もあると思う。
レタスなどは海外で生産して空輸した方が、国内生産より安いというのだからすごい。

国土の狭い韓国や、開拓にコストのかかる中国は海外に農地を求めている。
日本の場合も山間部などは多いのだが、競争力の無さは政策の失敗による所が大きいと思う。

コーヒーも値上がっているようだ。
これは国内での生産とは行かない。
品薄と値上がりで買いだめに走る企業や個人も多く、それが更に需要を拡大させて価格を押し上げる。
米国などは不況からの脱出も見えてきており、食料やエネルギの大量消費となればまたまた日本は取り残されるのか。

日本国際の格付け、スタンダード・アンド・プアーズに引き続いてムーディーズ・インベスターズ・サービスも格付け引き下げを臭わせた。
経済回復の遅れとそれに伴うデフレの長期化などを理由としている。

   

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