地上系

ドコモは地上系のネットワークキャパシティが足りないという。
それはもう、設備増強をしてもしてもキリがないほどトラフィックが増えているというのだ。

無線系はマイクロセル化によって負荷を分散させることが出来るのだが、有線系はそこに線を引かなければならない。
Bフレッツを足回りに使ったマイクロセル局にしても、数十局を束ねれば1Gbpsの帯域をかなり食ってしまう。
それでもスマートフォンなどは直接外に出て行けるのでまだ増強は簡単だが、iモードとなると公式サイト網への誘導なのでこれまた大変だ。

同じ大変さはSBMも味わっているはず。
WiFiは口呼吸だといった孫さんだが、ケータイをWiFiで接続してもたいした速度が出ない。
つまりSBMの場合は派なであろうが口であろうが、細い喉が息を詰まらせていることになる。
世界最大級がどうのこうのと言っていた人もいたし、地上系の統合によるパフォーマンスアップとコストダウンを口にしていた時代もあった。
果たしてその話はどこに行ってしまったのだろうか。