今週の相場観

上がる上がると言われていると上がらないのが相場である。
先週前半には83円台の維持も出来なくなって82円台へと下落した。

さらに木曜には81円台に入る。
世間が上だ上だと言い始めると上昇は終わりという、いつものままの動きだ。
微妙な線にあるテクニカルは一転、上昇基調が剥がれたとするアナリストも増えてきた。
上に行くにしても下に行くにしても、何らかの動きがあれば稼ぐことは出来る。
但し現状では大きな動きになっていないばかりか方向性もよく分からない。
いずれどちらかに動き出す、それまでは他通貨で。
それが正しいのかも知れない。

相場は動かないが原油価格は動いた。
リビア情勢などを背景にした原油価格の高騰で、100ドルを超えた。
ガソリン小売価格などにも影響を与えそうな感じだが、今後どのように推移するのか。

実は82円台半ばの時に買いを入れようかと考えたのだった。
自称アナリスト氏は下がった所は買いだという。
だが一方では下落の中の一時的な上昇に過ぎないのだよという向きも。
結局買いは入れなかったのだが、かなり買いたくなっていたのも事実だ。