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300万台


  • Posted by: F&F
  • 2011年3月10日 12:00

トヨタはハイブリッド車の累計生産台数が300万台を突破したとした。
少なくとも国内で売れているのはプリウスで、パワー系のハイブリッド車は余り見かけない。

パワー系と言っても以前に書いたとおり、瞬間最大出力でしかない。
バッテリを使い果たしたら、モータを駆動するパワーは発電機を回して得なければならない。
その発電機を回すのはエンジンだ。
バッテリにしてもものすごい電流を取り出すのだから、せいぜい1分か2分程度しかもたない。

購買者がカタログからそれを読み取るとは思えない。
しかし様々なテスト記事などを見ると、カタログで言うほど凄いものではないなと気づくだろう。
凄いのは価格だけか、と。

そう考えるとハイブリッド車は燃費スペシャルでなければいけないような気がする。
この先発売されるプリウスハッチバック?いや、今もハッチバックか。
トヨタのことだからミニバンなんて名前をつけちゃったりするかと思ったら、(ミニバンと違い)スタイリッシュで低燃費だと謳っている。

あとはビッツベースのハイブリッド。
これは燃費も期待出来そうな気がするが、価格が厳しいかなぁ。

注目したいのはこのワゴンタイプと呼ばれるもので、トヨタとしては初のLi-ion電池登載となる。
7人乗車タイプに合わせて少し拡大されたボディサーズによる重量増は、おそらくバッテリの軽量化が多少は打ち消してくれるだろう。
急速充放電特性が改善されているとすれば、Ni-MH電池車よりも回生ブレーキの効率が上がる可能性もある。
自己放電の少なさ、ドライ化による寿命問題、メモリ現象など全ての面でLi系は有利だ。
但しコストが高い。
しかしトヨタは現行プリウスの売れ筋価格レンジに合わせるという。
だったらLi系電池搭載車の方がどう考えたってお得になるのだが、果たして。

なお5人乗り車は従来通りNi-MHバッテリを使う。

   

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