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福島の線量率(2)


  • Posted by: F&F
  • 2011年3月17日 18:58

風は放射性物質を海側にながしているのに、なぜ線量率が高いのだろう。
17時のデータでは福島市で12.3μSv/h,郡山市で2.88μSv/h,白河市で3.00μSv/hとなっている。

会津若松では0.5μSv/h,いわき市では1.20μSv/hだ。
問題はこれが瞬間最大ではなく、本日15時のデータと殆ど変わっていない事だ。
風向きは西北西となっているので原発の放射性物質は海に流れているのではないかと思う。
http://www.spiegel.de/panorama/bild-751072-192707.html

既に自主避難を開始した人もいるし、地震や原発被害者を受け入れてくれる中期滞在を想定したプランのあるホテルなども現れ始めている。
本日および明日は冬型の気圧配置で北よりの風が吹くというのだが、その後は南風に変わると気象庁は言っている。

東大医学部付属簿病院の中川氏は100mSvの被爆があっても発がんリスクは0.5%しか高まらない、(妊婦における)胎児にも影響がないとする。
妊婦の場合は透視などにも気をつける筈だが、100mSvでも本当に大丈夫なのだろうか?

国際放射線防護委員会(ICRP)および米国放射線防護審議会(NCRP) によれば100mSvを浴びると奇形児の確率が上がるとなっている。
妊娠初期だと50mSvでも胎児死亡の可能性があると書かれている。
そして国際放射線防護委員会は妊娠から出産までは10mSv以下にしろと勧告している。
ではなぜ東大医学部付属病院放射線課の中川氏は「100mSv未満ならばその後の胎児には影響がでない事が示されています。」としているのか。
同時に「妊婦に関する放射線防護についてのデータは、国際放射線防護委員会がまとめています。」としている。
じゃあ国際放射線防護委員会の数値が正しくて中川氏の数字が誤っている??

放射線診療従事者の線量限度という数字があった。
これによると、
5年間で100mSvは超えられない。
妊娠可能な女性は3ヶ月で5mSvを超えられない。
妊婦は2mSvを超えられず、胎児は1mSvを超えられない。

   

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