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電力事情


  • Posted by: F&F
  • 2011年3月23日 11:05

来月末に向けて停止中の火力発電所を稼働させるなど、電力の安定供給に向けての対策が取られる。
春先は電力消費量が減ることもあり、しばらくはこれで間に合うだろう。

問題は初夏以降だ。
冷房電量が膨大になり、それに対処出来ない可能性がある。
ガスタービン発電所の建設を急ぐ東京電力だが、停止した原発分を補うのは大変だ。
計画停電も冬場ならまだしも、真夏では冷蔵庫などの温度上昇もあるだろうし室内の温度などはすぐに上がってしまう。

太陽光発電も関東以西では効果があるとは思うが、可能地方などの狭小家屋では屋根の面積がそもそも足りない。
家庭用燃料電池も東京ガスの基準に沿えば、FC周辺のスペースを広く取る必要がある。
庭に設置と言うことであれば可能なのだが、家の北側のスペースにと考えると土地の余裕のあるところ以外では難しい。
ガスを燃料にしたエンジン式の発電装置もあるが、これは排ガスと騒音が問題になりそうだ。
とは言ってもこれは天候に関係なく発電が可能なので、東京周辺部などの比較的土地に余裕のある世帯にこれを設置したとすれば電力消費量は抑えられる。
計画停電対象地域の設置可能世帯に補助金を出すなんてどうでしょうね、東電さん。

APCの1500RMを買った時には豊富にあった中古のUPSが在庫切れになり、中古の価格も10万円超のものが出るなどしている。
あのころ、バッテリが駄目なものは500円の値段だったのに。
深放電に弱いので放電後はすぐに充電する必要があるが、大容量の自動車用バッテリでも接続しておけばそこそこの時間使えるはずだ。
(フォークリフト用のバッテリが良いかも)

計画停電の無計画さにも不満噴出だそうだ。
対象地域と非対称地域の差、23区内は停電しないじゃないかとの不満の声もある。
そしてこうした声の主が若者ではなく、中年以降の世代だと言うのだ。
停電対象地域はいわゆるベッドタウンであり、商業地域は停電しない。
これは仕方ないと思う。
商業地域の電源を切ってしまえば主要道路の交差点は危険になるし、ベッドタウンに住む人たちの生活にも支障が出る。

信号機や鉄道を止めないためにベッドタウンの電源を切るのも、まあ仕方がないと言ってしまえば仕方がない。
文句を言って解決するなら文句も言うが、今はそうではない。
停電区域の細分化なども行われるようだが、それにしても停電が無くなるものでもない。

要らぬ電気を使って電力消費量をいくらかでも上げて計画停電に抗議する?なんてアホなことも行われているとか。
やっていることは騒音オバサンと変わらない。

   

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