今週の相場観

介入によって落ち着きを取り戻した相場だが、落ち着きすぎというか殆ど値が動かなくなった。
一方で日経平均は回復基調にはあるものの、原発のニュースがもろに響いている。

結局の所私は全然参戦しておらず、値動きは見ているがログインもしていない状態だ。
例え地球が逆に回ったとしても相場から目を話してはいけないと、稼ぐ人は口にするだろう。

災害で何故円高になるのか。
保険会社や企業などが円を確保するために外貨を売る？
そんなことも言われているのだが、世界中の外貨を日本企業が持っているならともかく割合としては微量なのだそうだ。
結局の所思惑と投資マネーが相場を動かしているに過ぎないとの見方が強い。

震災によって復興や公共事業などは十分に増えるだろう。
しかし民間企業の生産性はマイナスになること必至だ。
電力不足も生産能力をマイナスにする。
この不景気の中で、更なる試練が襲ってくるのだろうか。

アナリストの中には日本の不景気率拡大と共に円安になると言い始めている人もいる。
確かに阪神大震災後の史上最高値を記録した以降は円安に振れた。
しかしあの頃と今では世界中の経済状況が異なる。