- 2011年5月16日 12:00
電気代値上げの話が出てきている。
名目上は原発停止による火力発電割合の増加で燃料費がかさむためだ。
原発推進派としては計画停電で原発の重要性をアピールしたかった。
しかし予想以上に節電が進んだために、単に電気の売り上げが減るだけになってしまった。
まずい…
ならば値上げしよう。
原発がないとこんなに電気は高いんだぞと、それを見せつければ良いではないか。
いや、し、しかし…
浜岡原発停止で中部電力は値上げしないって言っちゃってる。
こ、これは発言を訂正させないとまずいな。
単純計算、つまり放射性廃棄物の処理などに要するコストを考えない経産省による1999年の発電単価は以下のようになっている。
原子力：5.9円/kWh
LNG：6.4円/kWh
反原発派である原子力資料情報室の試算によると、
原子力：5.73円/kWh
LNG：4.88円/kWh
※おそらく廃炉コストなどを含んだ数値ではないかと思う。
1999年当時に比較するとLNG価格は1.5〜2倍程度に上昇しており、LNG発電コストが上がっているのは事実だろう。
一時期、2006年頃にLNG価格はピークを迎えるが、その後下落に転じている。
http://ecodb.net/pcp/imf_group_ngas.html
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