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メルトダウン


  • Posted by: F&F
  • 2011年5月19日 12:02

大学のセンセーや有識者とばれる人たちが繰り返した「安全」は一体どこに行ったのか。
F&FのBBSでも言われていたし、私自身もそれら人々とは違った見方をしていた。

水が入らない、水を入れても水位が上がらないとなればその水は漏れている話しになる。
水がなければ燃料は溶ける。
東電によれば津波直後から燃料溶融は始まったのではないかと、今頃になって公表した。
資料が多くて解析に時間がかかったとか、放射性物質が付着していて云々とかが遅れた言い訳だ。

冷却系の電力の有無にかかわらず水位が下がったとすれば、地震か津波によって何かが壊れたのだろう。
一部メディアは「津波による電源喪失で冷却機能を失った圧力容器内では、水位が急激に低下していた。」としたが、電源喪失では水位は下がらないような気がする。
加熱されて水が蒸発した説もあるのだが、ならば内部圧力が相当上がるはずである。

水位低下開始時点でどの程度の計器が動作していたのか解らないが、もしかしたら東電側はそれを把握していたのかも。
但し東電の発表したところによれば地震発生時は原子炉は停止し、非常用発電機も起動したとなっている。
問題はその後の津波で、この時に電源が失われたことは解るのだが配管その他がどうなったのかはよく分からない。

1号機〜3号機までメルトダウン、圧力容器にも穴が開いていると言う。
その圧力容器から漏れた水は格納容器へ、格納容器からも水は漏れているようだし今後の処理は大変そうだ。
漏れた水は建屋からもしみ出しているだろうし、大量の放射性物質を含んだ水はどこに流れていくのだろうか。

マスコミも最近になってようやく不安を煽るような報道になってきた。
安全だ安全だ問題ないと言っていた文化人?に出演はめっきり少なくなった。
株価変動に少し遅れて、放送局なども東電からのCM収入をアテにしなくなったかな。

非常用復水器停止問題も出てきた。
まあ動いていたとしても復水器の冷却水温の上昇でやがては同じ運命をたどるが、もしも水位低下が無く数日間でも無電源での冷却が出来ていれば状況は今と異なった可能性もある。

   

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