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売電計画


  • Posted by: F&F
  • 2011年5月21日 12:04

神奈川県は太陽光発電で作った電力を売って、それを貯金して更に太陽電池板設置箇所を増やすのだそうだ。
しかし太陽光発電は(関東以北だと)黒字化するのに相当な年月が必要だ。

電力のピーク需要緩和のためにみたいな話なら解るのだが、それを収益にと言うのはちょっと怪しい。
しかもこの夏までに設置を計画している太陽電池板は、109kW分で2.75億円もかかる。
キロワット単価が一桁違うんじゃないのという感じがするほど高額である。
それとも今後設置する分と合わせた800kW分の予算なのだろうか。

800kW分の太陽電池板による売電収入は3000〜4000万円を見込んでいる。
これって太陽電池板の総容量に売電単価をかけただけなので、公称容量分が発電出来れば良いという話しになる。
実際の発電量がどの程度になるのかは計算者によって異なる(!)が、だいたい公称容量の2倍くらいが妥当な線だろう。
だとすると1日平均1600kWh程度の発電が出来るかも知れず、売電収入見積もりはまあそんなものか。

単純計算すれば10年で元が取れる話しになるが、メンテナンスコストその他もある。
※800kW分の太陽電池板が2.75億円で出来たと仮定した場合で、これは家庭用太陽電池板のコストよりかなり安い。

   

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