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エンジン洗浄


  • Posted by: F&F
  • 2011年5月31日 12:00

オートバックスに行ったら、エンジン洗浄しませんかと言われた。
エンジン洗浄とはエンジンの外観を洗って綺麗にするものではなく、オイルラインか何かから溶剤を入れて洗うものだ。

エンジン洗浄は儲かるらしく、いくつかのメーカがそれらの機器を販売している。
メーカの能書きによれば燃焼室内に蓄積したカーボンも落ちるのだとか。
まさか。
燃焼室内に溶液を入れるならともかく、オイルラインから入れた溶剤が燃焼室に入り込む事は普通はない。

そもそも定期的にオイル交換をしていればスラッジなどは洗い流されているわけで、わざわざ溶剤で洗う事もないと思う。
勿論オイル交換をずっとしていなかったとか、継ぎ足しだけで走っているという車には有効だとは思う。
そんな車のカムカバーを開けた事があったが、ドライバーでほじって落とすようなスラッジが付着していた。
これはもう、オイル交換を何度かやったとしても落ちる事はないだろう。

フラッシングオイルというか軽油というか、そんなものをオイルに混ぜて少しエンジンを回すと多少これらは溶ける。
しかし溶けたというか脱落したかたまりが血栓のようにおいるラインを塞ぐリスクもある。
なので私はフラッシングもエンジン洗浄も余りやりたくない派だ。
エンジン内の汚れを落としたいと思うのならば、普通より少し早めに何度かオイル交換をした方が良いと思う。
というか、そもそも普通にオイル交換を繰り返していればエンジン内部に多量のスラッジがたまるなんて事はない。

カーボンやスラッジを強力に落としたいならサンエスK1でも入れたらいい。
油脂分も綺麗さっぱり落ちちゃうので運転出来ないエンジンになるかも。
普通は分解整備の時に使う水溶性洗浄剤なので。

   

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