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検査せず


  • Posted by: F&F
  • 2011年6月 3日 12:04

静岡県は、原子力安全委員会の言う事は信用出来ないとして荒茶の放射線量を検査しないとした。
検査をすればはじかれるかも知れない。

県の主要産業である大切な茶葉、検査しなければその値は闇に葬る事が出来る。
本心は一体どこにあるのか。

茶葉に関しても、茶葉を直接食べるわけではないから検査は的を射ていないとする考えもある。
その茶葉を使って茶を入れた場合は、水で希釈されるので線量が基準値内に入るというわけだ。
あくまでもキログラムあたりの放射性物質量を基準としているので、その摂取量がどの程度かにかかわらず規制を受けてしまう。

たとえば塩1kgあたりの放射性物質量が基準値を上回っているとして、塩を1kg食ったらそれだけで死ぬかも。
茶葉を1kgは食えないが、それで出した茶を1kg飲む事は不可能ではない。

ネット上ではこの報道に早速反応が出ている。
検査して安全性が確認できていることが付加価値にもなり得る時代、検査拒否とはやっぱりやばいのかなと言う意見が多い。
安全か危険か分からないものよりは、安全だと分かっているものを買いたい。
当面静岡のお茶は買わないと言った書き込みもある。

茶葉を買うか買わないかは消費者の勝手だ。
ではお茶飲料はどうなのだろう。
これも希釈されているから問題ない?

なんか薄めて誤魔化すみたいな話は、排ガス規制当初と似ている。
質量規制ではなく濃度規制の場合、二次エア噴射などを巧みに使って希釈すれば規制をクリア出来た。

   

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