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中華バラスト(2)


  • Posted by: F&F
  • 2011年7月 8日 11:01

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形の違うもの、厚みの違うものなどを開けてみたが基板はほぼ同一だった。
基板番号は異なっている場合もあるが部品番号は同じとか、定数が少し違うだけとか。

DC-DC部分の子基板も同一品が使われていて、TL494が乗っている。
TL494の詳細はデータシートを見れば解るので、これでハイパワー化だろうがローパワー化だろうが改造は簡単だ。
ローパワー側だとバルブ電力が15W以下になると安定して点灯しなくなる。

ハイパワー側は好きにやってよみたいな感じで、ブッ壊れるまでパワーは上がるが発熱が凄い。
元々効率が悪いのと、トランスもトランジスタも放熱構造になっていないので温まる。
せめてドライブトランジスタを筐体にくっつければ良いのに。
バルブ電力55W(入力電力約75W)では連続使用に耐えないかも知れない。
このあたりはレイブリックのバラストと大違い。

http://www.fnf.jp/blog/2011/06/fnfblog4903.html
入力電力を120W以上にするとドライブトランジスタの足のはんだが溶け始める。
トランジスタを放熱板に付けるような細工無しでこの電力に耐える事は出来ない。

ちなみにここまで上げるとオープンループみたいな事になる。
要するに制御余裕度が無くなってしまうわけで、無理矢理的に考えてもバルブ電力80Wがギリギリかなぁ。
トランスも飽和させてしまうと一気に効率が落ちるので注意が必要だ。
極限を求めるなら駆動周波数も最適化して、と言う事になる。

   

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