UV測定

HIDバーナの紫外線量を調べてみたいと思っていた。
が、手持ちのUVメータは何故か時計モードから切り替わらなくなっている。

本来ならばモードボタンを押すと時計表示→UVA計測→UVB計測となるはずなのだ。
時計を合わせる事も出来ないのでキーを読んでいない事になる。
構造はセンサと基板(アナログ回路も乗っているので部品数はそう少なくはない)とCOBのチップとLCDユニットだ。

COBだから湿気でも入って壊れたのかなぁ。
それにしては時計は動いている。
時計が動いているという事は32.768KHzの振動子も発振している事になる。

うーん、どうしようか。
とりあえず見てみるか。
内部を開けてスイッチの部分を見る。
消費電力低減のためなのかスイッチ読みはスタティックのようだ。

電圧をチェックすると時計の時間設定ボタンが押された状態の電圧になっている。
スイッチはゴム接触子なので、物理的に取り外しているので押される事はない。
おそらくはプルダウン抵抗が外れたとか、そんな事かな。

と言うわけで100kΩ(抵抗値が小さいかなと思ったが手持ちという事で)を付けた。
あとは組み立ててボタンを押してみると、正常動作になった。
試しにHIDを測ってみると10W/m2(=1μW/cm2)となった。

比較するにはバルブと計測器の距離を一定にしなければならない。
このあたりは後日環境を整えてやってみる予定だ。
それ用に、でもないのだが、20000kというとんでもない系のバルブも入手した。
合わせて超薄型バラストのテストや解体も予定している。