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ダム建設


  • Posted by: F&F
  • 2011年9月21日 11:01

一都五県の知事は八ッ場ダム建設の早期再開を求めた。
何がその理由かはわからないが、金が沢山動くという事だろう。

横浜や川崎では水道料金に定額のダム代が含まれている。
従って節水すればするほど水が余ってしまい、料金を値上げしなければならなくなる。
まあ極端に言ってしまえば定額みたいなものだ。

水道料金の従量部分でダム代をまかなっているのだが、節水によってその従量部分が減るとダム代が出せなくなる。
仕方がないので値上げするという流れが続いているのだ。
だからといって基本料金部分にダム代を乗せると大変な事になると、某ローカル政党の議員さんは言っていた。

知事にしてみれば水道代は払えと言えば市民がせっせと払ってくれるわけで、それを迂回して自分の懐に入れるようなものなのだろう。
何せ競争のあるものではない訳だし、理由があれば勝手に値上げが出来る。
こうして無駄な事業が推し進められていくのだ。

そもそも試算だって国交省がやっているわけで、国交省の予測ほどいい加減なものは他にない。
それこそ利害関係のない所に調査させなければ全く意味はないと思う。

都道府県知事や国交省は治水の面からダムが必要だとする。
ところが和歌山県の大雨の時にはダムが満タンになってしまったために、大雨のさなかに放流した。
結果として下流の水害が広がった。

これに関して管理側の発電事業者は「明確な規定がない」とし、国交省も「発電を優先するか住民の安全を優先するかは決まっていない」とした。

   

Comments:2

レオナルドクマ博士 Author Profile Page 2011年9月21日 13:37

出来るまでは、東京都向けの水を値上げしてあげると良いと思いますよ。
東京の為に、無駄な堰作ったようなもんですからね。
なんで横浜の方が東京よりも水道料金が高いんだと。

ここでもカントク Author Profile Page 2011年9月21日 13:50

八ッ場ダムの計画は、「首都圏の工業用水確保」が目的だったはずです。
早々に、工業用水の需要は見込めなくなり、ダムの必然もなくなったという事は、25年以上も前に当時の建設省関東地建でも認識していました。

しかし担当者は「意地でもやる」と言っていましたし、まだバブルの後遺症さめやらぬ頃で「水陸両用車を買って建設現場を走り回る」(もちろん公費で購入ですよ)と、当時まだ反対運動を続けていた「川原湯温泉」地区の人たちが聞いたら、言葉を失うようなことを、平気で吹聴していました。

また、計画だけで実行に移されないダム建設は、天下り団体に仕事を発注したり、年度予算を使い切るために振興計画の青写真を描かせたりと、便利な金づると考えられていたようです。

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