ワックス(3)

昨日は雨は降らなかった。
たぶん皮膜は固まったのではないかと思う。

そこで今日は余ったツヤエキスパートを、ボンネットとトランクリッドとルーフに塗ってみた。
ワックスにしてコート剤にしても同じなのだが、厚塗りした所で皮膜が厚くなるわけではない。
どうせ拭き取ってしまうわけで、塗膜の上には数μmしか残らない。

硬化型のコート剤だと上塗りする事も出来るが、問題は皮膜の付着力と元から付いている皮膜の防汚力とどちらが強いかだ。
コート剤とは違うのだが防錆剤のPOR-15は、その上に塗装しようとしても塗料が乗らない。

朝方涼しい時間だったのでツヤエキスパートは塗布後25分ほど置いてみた。
が、これも難なく拭き取る事が出来た。
一体どのくらい放置すると拭き取れないほどになるのだろう。
いずれにしてもグラスガードより拭き取り性が良いのは間違いない。

今日も天気が今ひとつである。
塗布後雨に当たると斑点になるようなので、夕方までは降らないで欲しいと思う。

余ったツヤエキスパートの量が減ってしまったが、これは放置実験に使う。
ちなみにある程度放置しておくと白濁物が沈殿する。
振れば又乳白色の溶液になるが、数時間経つと沈殿が始まる。