Home > スカイウエイブ(8)

スカイウエイブ(8)


  • Posted by: F&F
  • 2011年9月25日 14:02

1109251401_400x300.JPG
写真はフレームのもっとも錆びている場所である。
何故ここが錆びているのかはよく分からないのだが、外装に穴が開いてフレームが見えるようになっている場所でもある。

で、なんでそこに穴が開いているのかはよく分からない。
前使用者が開けた風ではなくノーマル状態で開いている穴っぽい。

POR-15は嫌気性の塗料?みたいな、臭いはラッカーである。
使用したのは透明タイプで、他に黒や銀もあったかな。

コイツはサビを落とさずその上に塗る事が出来る。
というかサビのない所に塗っても定着しないのでぱりっと取れてしまう。
どうしても塗りたい時は粗めのサンドペーパで表面を荒らしておく必要がある。

サビのある所には強固にくっついて外気を遮断する。
これによりサビが進行しなくなるわけだ。
とにかくその接着力というか付着力は強烈で、POR-15に使った刷毛とPOR-15の缶が融合するかのごとくくっついて取れなくなる。
溶剤も売られているのでそれで缶の縁を掃除してから保存する手もあるが、掃除が甘いと蓋が開かなくなる。
なので、こいつはいつも使い切る事にしている。
強力な接着力はあるが、接着剤として使う時には有機溶剤が飛ぶと痩せるので注意したい。

写真はPOR-15を塗った後のもの。
錆以外の部分にも塗っているというかくっついているが、これはやがて剥がれるかも知れない。
いわゆるさびさびのボロボロという感じではないので、POR-15がどの程度効くのか解らない。
つまりフレームの灰色の防錆塗装の下から錆が来ているわけで、POR-15が錆に直接付着できないからだ。
なので本来であれば表面の塗装を剥がしてPOR-15を塗るのが正しいが、そこまではやらない。
単に、こうしたケースでPOR-15がどの程度有効なのかを確かめてみる程度の話だからだ。
本格的なレストアを行うような方はきちんとした作業を行うと思うが、にわか補修の有効性実験的に考えて頂きたい。

なお屋外に置く鉄アングル製の台などには絶大な効果がある。
一般的なさび止め塗料では錆が浮いてくるような状況でも、POR-15を塗った部分は無事だった。
錆チェンジャは水がかかり続けるような部分では効果が薄い場合があり、赤さびを見つけたら塗り直す必要があった。
水槽台でもサビチェンジャは定期的塗り直しが必要になるが、POR-15は強い。
但し上に書いたようにサビのない部分で塗装されている所にはくっつかない。
サビチェンジャを塗った上に塗っても無駄だ。

水のかからない場所とかならばサビチェンジャーでも良いと思うが、フレームの下回りなどはPOR-15の方が強力で良い。
但し上にも書いたように予防的塗布には向かない。

サビチェンジャー(ホルツ)、赤さび転換防錆剤(Soft99)、さびチェンジ(日本ペイント)はどれも同じものだ。
粘度?が製品ごとに少し違う感じがするがその程度である。
またスプレータイプのものもある。
これらは赤さびを黒さびに転換させてサビの進行を防ぐものだ。
黒さびは比較的強固だが絶対に壊れないわけではなく、傷が付けばそこから赤さびになる。
またステンレスボルトやナットとの接触面も電食によって錆びる。

POR-15も同様だと思うが、サビチェンジャは熱に弱い。
輻射熱を受けるような場所に塗るとペリッと剥がれてしまう。

↓楽天アフィリエイトコード入りリンク
POR-15 クリア118ml

長くなったのでまた明日書く事にしよう。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > スカイウエイブ(8)



VC