ウォン安

何度か書いているように韓国は闇介入などでウォン安を推進してきた。
円高に苦しむ日本をよそ目に、サムスンなどは世界シェアを広げていった。

韓国やスイスに出来て何故日本は自国通貨を守れないのか。
ま、それは日銀や財務省がアホだからとしか言いようがない。
FRB議長は日銀総裁よりずっと安い給料で、日銀総裁の何十倍もの働きをしている。

その韓国だがウォン安政策が効き過ぎてきたようだ。
輸出産業にとっては好ましいウォン安なのだが、やり過ぎると経済システムに歪みが生じる。
韓国は明らかにやり過ぎたわけだ。
韓国の場合は何事もそうなのだが、イケイケやれやれで突っ走ってしまう。

これによって韓国への通貨不安が再び出てきたのをはじめとして、物価上昇など好ましくない方向に向かいはじめた。
株式市場も暴落状態となる。
韓国はこれまでの闇介入など無かった事にした上で「ウォンはもっと正当に評価されるべきだ」「国際協調によってウォンが守られるべきだ」と言い始めた。
全く勝手なものである。
というか、韓国民族的にはごく当たり前の事を言っているに過ぎないだろう。
そして今度はウォン買い介入を開始した。

米国の言う事を聞き、韓国は仲間だと言う民主党の事だから日本経済よりも韓国経済重視の姿勢を取るのかな。
何せ大切な献金源だからねぇ。
円高阻止には消極的だけれど、ウォン安阻止に向けては一生懸命になったりして。