３DS苦戦

値下げによって販売台数が増大するかと思われていた3DSなのだが、意外に効果は薄かったとか。
従来から書いているように安くすれば売れる、タダにすれば使って貰える品とそうでないものがある。

良い例がiPhoneで、さすがにこの時期なので買い控えも起きている一方で、タダとキャッシュバックにつられて買ったという人もいる。
不要なものならタダでも人は持っていかない。

DSも一時期は電車の中などでよく見かけた。
子供が遊んでいるのではなく、学生やOLと思われる人が凝視しているのである。
最近ではそんな光景を見かける事も減ってきた。
もちろんDSを触っている人も少なくはないが、一時期ほどではない感じがする。
ところで、電車内など揺れる環境で3D画面は見にくくないのかなぁ。

ニンテンドーは3DSに新色を用意して女性需要を喚起するという。
これは従来型DSに比較して3DSは女子に売れていなかった事への対策だとの事だ。
売れていなかったのが色や価格の問題だったのか、それとも色や価格に関係なく売れないものは売れなかったのか。

PSにしても同じなのだが、売れているものが売れ続けるとは限らない。
自由にソフトが選べるという点でたまごっちとは違うのだが、要するに飽きられたという事ではないのか。
ソフトにしても、少なくとも子供向けは似たようなものばかりだし品質だって高いとは言えないものもある。
果たして新色で3DSは巻き返せるのだろうか。