プラグインハイブリッド

プリウスプラグインハイブリッドが発売される。
Li-ionバッテリ搭載でNi-MHバッテリ搭載車と変わらぬ車室内容量を実現したそうだ。

バッテリでの走行可能距離は26.4km、実使用で半分程度だとしても10km以上は走り続けることが出来る。
街中などでの平均速度を30km/hとするならば20分間に相当する。
買い物程度ならばEVモードで走れるかも知れない。

充電時間もバッテリ容量が小さいために短くて済む。
200V系ならば満充電までに1.5時間しかかからない。
もしも買い物先のスーパーに充電設備があればそこで充電し、帰りもEVモードで帰ってこられる。

EVの場合は電池とモータが動力系の多くを占めるがハイブリッドだとそれにエンジンも加わる。
つまりバッテリ代の代わりにエンジン代を払わなければならず、オイルなどのメンテナンスも必要になる。
ただし電気切れ時にもガソリンがあれば何とかなる。
まあ充電しながら走るので動力性能的には相当ダルになりそうだけど。

暖房はヒータなのか？ヒートポンプなのだろうか。
まさか暖房用にエンジンをかけるなんてバカなことはしないと思う。
国内価格は300万円を超えるのだが、米国価格はその8割以下である。
装備の違いなどはあるとしても今ひとつ納得出来ないのも事実だ。

従来型というか普通のプリウスも小変更を受けた。
ボディー剛性対策や遮音対策などがメインだが、HIDヘッドライトが選べるようにもなった。
発光効率や明るさの点でLEDは難しかったというかHIDの方が安いというか、そんな感じかも知れない。

スポーツバージョンでは更にボディ補強材を付けた。
これは従来からトヨタがよくやる手法でボディとサスのフレームなりを連結するもの。
低級ノイズ対策にも効果があるという。
ちなみに無理すればノーマルモデルにも取り付け可能だと思うが保証はしない。
ノーマルモデルに付けた場合は取り付け点に力がかかるので、定期的にメンテというか確認をしないとクラックなどが入っている可能性もある。