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スカイウエイブ(56)


  • Posted by: F&F
  • 2011年12月 3日 12:01

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CEPTOR MOTO-RはイグニションキーをOFFにするとセキュリティが自動起動する。
これは便利で良いのだが、この状態からセキュリティを解除するにはリモコンを操作するか本体側のボタンを設定回数だけ押さなければならない。

しかもこの本体側で解除する場合は警報が鳴っている状態でボタンを押すので騒音をまき散らす。
しかし一々リモコンで解除するのは面倒だ。
そこで細工をする。
イグニションキーをONにすると警報が鳴るが、それと同時に自動で解除操作を行ってしまう。
解除操作と解除完了の音はするのだが仕方ないか。
これを消す事も出来るのだがSPSTリレー(HIDリレーの残骸)を使ったので論理が合わなかったのだ。

使った部品はリレーが1個、コンデンサと抵抗が各1個のみである。

傾斜センサは活かしておくとして、振動センサはどうしようかな。
とりあえず感度を下げた状態でセットしておこうか。

車載側のRFパワーを測ってみた。
送信ユニットは密閉式なのでケースは破壊の必要があった。
アンテナはヘリカルだったが、これも壊した。
そして送信端での電力測定の結果、何と+21.71dBm(148mW)も出ていたのだ。
ヘリカルなのでアンテナ効率が悪い事もあるし、到達距離を増やしたいこともあってか結構なパワーを出していると言うことになる。

電波法上322MHzを超える周波数帯での微弱無線局とは、3mの距離において35dBμV/m以下の電界でなければいけないとされる。
もしも2.14dBiのアンテナを付けたと仮定すると送信端では0.6nW程度しか出力を出せない。
アンテナゲインが-10dBiだとしても60nWであり、実際の無線機より50dB以上低くなければならない。

受信部の感度は-100dBmで、まあLNA付超再生としてはこんなものだろう。
ビットレートが遅いので帯域を絞れば感度は比例的に上がるが、これも超再生では難しい。
受信帯域幅は3dB点で約1MHzほどある。

   

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